TWICE(トゥワイス)のナヨンが、6月30日にソロアルバム『IM NAYEON』を発表した。もちろん1位を期待されていたが、7月3日に放送されたSBS『人気歌謡』ではお預けとなる。1位を獲得したのは、現在韓国で最も人気と勢いのあるアイドルグループIVE(アイヴ)だった。
K-POP界における、音楽番組の順位はかつてほどの影響力はない。
1位は、カムバックした大物アーティストが手に入れる、もはや”当たり前”の戦利品となっている。

6月30日にソロアルバム『IM NAYEON』を発表したナヨン(画像出典:JYPエンターテインメント)
そのためか、1位候補に挙がっても、番組収録に欠席するケースが増えてきた。
とは言え、毎週のように発表される順位は、音楽ファンに現在の”勢い”を訴求するとっておきの広報手段であるため、アーティストとしては1位を取りたいもの。
6月30日にソロアルバムを発表した、TWICE(トゥワイス)メンバーナヨンも、音楽番組のタイトル獲得に意気込んでいたはずだ。そしてリリース3日後(7月3日)に、SBS『人気歌謡』の収録を迎えた。
この日、ナヨンを含め、BTS(防弾少年団)やIVE(アイヴ)の3チームが1位候補に挙がったのだが、勝負の行方は、第4世代アイドルの代表格、IVEに軍配が上がる。

デジタル音源チャートで他候補に大量の差をつけたIVEが1位となった(画像出典:SBS人気歌謡 スクリーンショット)
ナヨンは、CDなどのフィジカルアルバム(評価点数の10%)で高得点を獲得したが、最も評価されるデジタル音源(評価点数の55%)では、IVEに10倍近く差を付けられ惜しくも敗北してしまう。
TWICEとナヨンを応援するファンは「公開から3日しか経ってないから、1位は難しいと思った」と、次週の音楽番組の結果に期待をかける様子。しかし一部のファンは「やはりIVEには勝てないよねー」「いくらCDが売れても、音源指数がものを言う時代だからね」と落胆する声も聞こえる。
もちろん、同番組で2位を記録したBTSという壁もあったが、ナヨンファンは、同じ女性アイドルに負けを喫したことに、悔しさをにじませているようだ。
そして今回の結果で確認できたのは、勢いに乗っているIVEの実力。
これで、IVEの『LOVE DIVE(4月5日発表)』は音楽番組で9冠を達成したのだが、驚くべき点は、彼女たちは2カ月前にすでにカムバック活動を終えている事。同曲は、韓国のデジタル音源チャートを現在も席巻中で、その勢いはしばらく続くものと予想されている。
少なくとも韓国国内で、IVEの勢いを止める者は現れていない。現在、韓国で最も人気のある正真正銘のアイドルグループは、IVEなのだ。

IVE(写真提供:©TOPSTAR NEWS)
上述した、ナヨンファンの嘆きのように、韓国音楽市場は”デジタル音源がものを言う”時代。
裏を返せば、ファンダムの手厚いサポートで”人気曲”になれる時代はとっくに終焉を迎えているということ。
これまでの”アイドル=ファンダム商売”という認識の蔓延は、名前も知られていない人気アイドルを量産してきた。その結果、市場で100万枚以上を売り上げても、大衆にはその事実すら知られていない。
ファンの貢献ではなく、大衆からの熱視線により”人気曲”となる時代への渇望は、前出の評価点数の割合(CD売り上げ10%、デジタル音源55%)でも表れている。
今回IVEが見せている快進撃は、韓国国内におけるK-POPアイドルの”真の実力”を示しているのだ。
現在はナヨンも、デジタル音源チャートで善戦しており、7月4日付のMelon(メロン)チャートで8位につけている。
大衆の反響も徐々に増え始めているため、来週の今頃には、ナヨンの”見せ場”を期待するファンも多い。
TWICE
TWICE (トゥワイス / ハングル 트와이스)は、2015年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送されたサバイバルオーディション番組「SIXTEEN」を通して選ばれた9人のメンバーによって結成された。
グループ名の「TWICE(トゥワイス)」には、「良い音楽で一度、素敵なパフォーマンスでもう一度感動をプレゼントする」という意味が込められている。
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