BTSは、NAVERが運営するライブ動画配信サービス V LIVEで、オリジナルコンテンツ『Run BTS!』を公開しているが、その142話で、”キムチ”が中国語字幕で”パオチャイ(泡菜)”と表記されたことで、騒動になっている。 (記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
BTS(防弾少年団)のコンテンツの中で、”キムチ”が中国語字幕で”パオチャイ(泡菜)”と表記され、騒動が起こっている中、ネイバーの公式見解が注目を集めている。

BTSのコンテンツ『Run BTS!』の中で”キムチ”が中国語字幕で”パオチャイ”と表記され、騒動になっている。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
6月15日、BTSはNAVERが運営するライブ動画配信サービス V LIVEで、『Run BTS!』142話を公開。
この日メンバーは、料理研究家のペク・ジョンウォン氏からキムチの漬け方を学ぶ。彼はキムチについて説明し、韓国語字幕にもきちんと”キムチ”と表記されていた。
しかし、中国ユーザーのための中国語字幕では、キムチが”パオチャイ”と翻訳され、波紋を呼ぶことに。近年、中国では*東北工程の一環として、「キムチは中国がルーツだ」という主張を繰り広げているからだ。
*東北工程:中国が、高句麗(こうくり)・渤海(ぼっかい)の歴史を自国の歴史に編入しようとする歴史歪曲のこと。
“パオチャイ”とは、お酒や酢を入れて作られた発酵食品であり、塩辛を入れて作る韓国のキムチとは、大きく違っている。
ペク・ジョンウォン氏も「韓国固有のキムチは、魚醤とアミの塩辛を使う。ネギキムチ、浅漬けキムチ、どれも野菜を漬けることから始める。韓国伝統のキムチは、発酵させることが重要だ」と強調していた。
これについてネイバーは、「文化体育観光部からの指示を参考にして翻訳した」と釈明。
実際に、文化体育観光部が昨年7月に制定した”公共用語の外国語翻訳・表記指針”によると、中国で既に広く使われている、食品名の慣用的表記をそのまま認めるとして、キムチは”パオチャイ”と表記されていた。
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BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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