- SNSで、故ソルリさんの未公開インタビューが含まれた映像が公開され、話題となっている。
- それと同時に、彼女がこの世を去った原因が何だったのかにも、再び世間の関心が集中。
- 生前、彼女と親交が深かったSUPER JUNIORのキム・ヒチョルの過去の発言も、密かに注目を集めている。

ソルリさんがこの世を去ってから約3年半が経った (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
故ソルリさんの逝去から約3年半という歳月が経った今、彼女の死因に再び世間の関心が高まっている。
その理由は、「Netflix(ネットフリックス)で彼女の未公開インタビュー映像が公開される」という情報が報じられたからのよう。
韓国メディアのtopstarnews(トップスターニュース)によると、5月20日、あるツイッターアカウントに「『ペルソナ:ソルリ』が6月16日Netflixブラジルのカタログに追加される」という投稿が上がり、約40秒の予告映像が公開されたという。
『ペルソナ:ソルリ』は、IU(アイユー)が出演した『ペルソナ』シリーズの第2弾で、5人の監督がソルリさんからインスピレーションを得て作った短編映画5編をまとめたプロジェクト。しかし、彼女が亡くなったことで製作が中断したのだ。
メディアの報道では「Netflix側は、ストリーミング可否および最終公開日などに対する全般的な協議が進行中だと明かした」と伝えている。
彼女が語る様子が盛り込まれた予告映像は広く拡散され、彼女の遺作が初公開されるかどうかに大きな注目が集まっている。

ソルリさんが語るインタビュー映像が話題 (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
ソルリさんは、2019年10月14日にこの世を去った。
亡くなった際、普段から使用していたダイアリーに心境が綴られた直筆のメモが発見されたが、警察は、そのメモの具体的な内容は公開できないと詳細を明かしていない。
そのため、様々な推測が上がったが、彼女を死に追いやったのは、悪質な中傷コメントだったという声が多い。
ネット上では、ソルリさんは生前、所属事務所のSMエンターテインメントに、自身への悪質コメントへの対応を求め続けてきたが、事務所が積極的に対応しなかったため、事態を悪化させ、悲劇が起こったという指摘もされている。
韓国メディアも当初、彼女の死因は、フェミニスト議論に巻き込まれ、男性ネットユーザーらによる無差別な攻撃コメントが殺到していたことが原因だと報じていた。
しかし、同年11月16日に放送された韓国のSBS調査報道番組『それが知りたい』で、彼女が男性だけではなく、多くの女性たちからも攻撃的な批判コメントを受けていたことが明らかにされた。
インタビュアーとして出演した彼女の知人は「ソルリと一緒にライブ放送をしたことがあるが、コメントを見て驚いた。そのほとんどがとんでもない内容だった」とし、彼女が直面している世界に驚愕したという。
(関連記事)故ソルリの知人「彼女は悪質コメントへの苦しみが蓄積していた」TV放送で遺憾
彼女は当時、自身のインスタグラムでお酒に酔いながらライブ放送を行った際に、胸が見えてしまいそうになったことで世間を騒がせていた。
番組では、ソルリさんに向けた批判的なコメントや悪質なネットユーザーが湧いて出た理由を「数多くの過激な記事のため」だと指摘。
特に「ノーブラ」や「胸の露出」と関連した議論が過激に記事化されたことでイシューとなり、ネットユーザーの感情を煽るような内容で記事を作成した一部のマスコミが問題だと分析した。

番組『77億の愛』で、ソルリさんと悪質コメントについて触れたキム・ヒチョル (画像出典:YouTube JTBC 動画キャプチャー)
ネットユーザーからの攻撃については、ソルリさんと親交が深かったSUPER JUNIOR(スーパージュニア)のキム・ヒチョルが、テレビ番組で触れたことがある。
それは、彼女が亡くなってから半年後の2020年4月20日に放送されたJTBCのトークショー『77億の愛』での発言だ。
彼は、ネット上の悪質な書き込みについてのエピソードが紹介された際、「“男性たちはフェミニストだ、女性たちは女の恥だ”と攻撃して、*2人の友人が亡くなった。だけど(亡くなった)今は、悪質な書き込みがお互いのせいにして戦っている」と話し、話題となった。
*ソルリさんと、KARA(カラ)のメンバー、故ク・ハラさんの2人を指す
また、ソルリさんがポップアップストアを運営する過程を描いた番組では、彼女の日常やショップでファンと交流する様子などが放送されたが、番組の最後に彼女が泣きながら「記者の皆さん、視聴者の皆さん、私を可愛がってください」という発言をしたことが話題にもなっている。
『ペルソナ:ソルリ』では、彼女の口からどのようなことが語られるのか。彼女の死因への再注目と共に、大きな関心が寄せられている。
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