歌手のDANA(ダナ)は、“第2のBoA”としてデビューし、その後、“女性版東方神起”のキャッチフレーズで天上智喜 The Grace(テンジョウチキ・ザ・グレース)のメンバーとして再デビューした。一時活動の空白期間があったものの、最近約2年ぶりに復帰を宣言し話題を呼んでいる。本記事では、そんな彼女の歌手人生を振り返ってみる。

事実上、解散状態にある天上智喜 The Grace(テンジョウチキ・ザ・グレース/以下、天上智喜)のメンバー、DANA(ダナ)がインスタグラムを更新し、その内容が韓国のネット上で話題を呼んでいる。

復帰宣言をしたDANA

約2年振りに近況を伝え、復帰宣言をしたDANA。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

それもそのはず、彼女が約2年ぶりに近況を報告し、復帰宣言したのだ。

そして、2020年6月にSMエンターテインメント(以下、SM)との専属契約終了後初であった。

また、「素敵な姿をお見せしたくて、ダイエットも一生懸命頑張りました」という投稿通り、美しいボディーラインを誇示する写真も視線を集めた。

DANAは以前、恋人との別れや後輩の自殺により80㎏まで体重が増えてしまい、その後26㎏の減量に成功した姿を披露して、世間を驚かせた過去がある。

DANAがダイエットした成果を披露

ダイエットした成果を披露したDANA。(画像出典:DANA 公式Instagram)

DANAは、体重80㎏から26㎏減量して世間を驚かせた

体重80㎏から26㎏減量して世間を驚かせたDANA(画像出典:DANA Youtube 映像キャプチャー)

それだけに、いまだに美しい体型を維持している彼女に注目が集まったようだ。

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ところで、DANAが天上智喜 The Graceとして活動する以前、BoA(ボア)と匹敵するほどの実力の持ち主だとの評価を受け、2001年に“第2のBoA”としてソロで売り出されたことをご存じだろうか。

しかし、BoAとの差別化を図らないプロデュースにより、特に優れている点や相違点がなく、秀でた容姿とクオリティーの高い楽曲、名の知れた事務所をもってしても、結果的にトップアーティストには手が届かずに終わっている。

そのため、世間からは「埋もれてしまった」という評価が多く見られる。

事実、1stアルバムの『DANA』のタイトル曲『この世の果てまで』は、音楽番組のチャートでは10~20位に留まり、大ヒットとまではいかず、まずまずといったところだった。

DANAは1stアルバム『DANA』でデビューした

DANAの1stアルバム『DANA』(画像出典:namu wiki)

むしろ、同アルバムの収録曲『Diamond』の方が好評を得たのだが、それでもデビュー前に寄せられていた期待には応えられなかった。

こうして、韓国での1stアルバムの活動を終えたDANAは、中国進出に乗り出すのだが、ある雑誌でDANAの写真に別のソロ歌手の名前が記載されるなど、悲しい出来事を経験。

余談だが、この時当時まだ練習生だった東方神起(TVXQ)のユンホが、DANAのバックダンサーを務め、インタビューを受けるほど中国で彼の人気に火がついたのは有名な話だ。

その後、2ndアルバム『Saved story』を出すも、またしも不評に終わってしまう。

そんな中、東方神起がデビュー、一気にスターダムに駆け上がると、2004年頃から天上智喜の女性グループプロジェクトに合流、新たなスタート切ることになる。

そして、2005年に4人組ガールズグループ天上智喜のメンバーとして再デビューするのだが、当時、“女性版東方神起”として大々的に広報されたことで、東方神起ファンの逆鱗に触れる事態に。

天上智喜 The Graceで、2005年にDANAは再デビューを果たした

2005年にDANAが再デビューを果たした天上智喜 The Grace(画像出典:SMエンターテインメント)

結局それが原因の一つとなり、拠点を韓国よりも日本や中国に置いた。

しかしそれも、2009年に日本で開催したコンサートツアーを最後に、活動を中断している状況だ。

公式的な発表はなかったものの、事実上解散したも同然と言える。

その後は、あるバラエティー番組に出演するも、彼女の問題ある行動により、“ワガママキャラ”のタレントとしてのイメージを強くしてしまった。

自分が立っているのに、年下のプロデューサーが座っていることに腹を立て、床に座るよう指示したり、大先輩の話を遮ったり、曲の構成を自分勝手に変更する行為や、リハーサルに参加しないなどの行動がそれだ。

一部、事実とは異なり誤解されている部分もあるようだが、いずれにしても彼女の自由奔放な態度が議論となった状況だ。

こうして、残念ながら目覚ましい活躍をしたとは言えないDANAだが、一時期は“BoAに匹敵する実力”とも言われ、大きな期待を背負っていただけに、今回の復帰後の動向が注目される。

(構成:西谷瀬里)






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