女優のソン・イェジンが、自身のインスタグラムを通して妊娠の報告をした。そんな中、韓国のネット上では、彼女が過去にインタビューで答えた、“母親”や“子ども”に対する考えが再注目されている。本記事では、そんな発言の内容を一部紹介してみる。
今年3月に、韓国芸能界における“世紀のカップル”と呼ばれ大きな祝福を受ける中、結婚した俳優のヒョンビンと女優のソン・イェジン。
以降、世間は2人の新居をはじめ、結婚後の様子に様々な関心を寄せている。
そんな中、6月27日にソン・イェジンが自身のインスタグラムを通して妊娠の報告をした。
コメント欄には「私たちの下に新しい命がやってきました」「まだ戸惑っていますが、心配とワクワクする気持ちの中で、体の変化を感じながら1日1日を過ごしています」と綴られている。
これに先立ち5月に、ソン・イェジンがインスタグラムに掲載した写真がきっかけで、突如“妊娠説”が浮上したことがある。
彼女の所属事務所であるMSTEAMエンターテインメント(以下、MSTEAM)は、「事実ではないです」との釈明文まで出して否定した。
ちなみに、“妊娠説”が流れた段階では、MSTEAMの説明通りただの噂に過ぎなかったようだ。
MSTEAMが、6月27日に妊娠の報告をするとともに明らかにしている。
おめでたいニュースに、現在韓国のネット上では祝福ムードが続いている状況だ。
既に世間の関心は、“ソン・イェジンがどんな母親になるのか”に向き、結婚前に彼女が受けた、あるインタビューでの発言が再注目されている。
そのインタビューでは、愛される妻と母親になりたいとの思いを明かし、「姉が甥を育てるのを見て、子どもをかわいいと思うようになったんです。母親になりたいと思っていませんでしたが甥を見て、(母親になりたいと)考えるようになりました」と語った。
そして、「出産後はどうなると思いますか?」との質問には、「万が一、私が結婚して子どもがいたら、全力を注ぐんじゃないかなと思います」と想像。
甥とゲームをして遊んだ時のことを例に挙げた話では、「勝った人が賞品をもらえるルールで、私がいつも勝ちます。そういう、コミカルな部分が実際の私にはあるんです」「アイディアもたくさん出しました」と、子どもと真剣に遊ぶ様子を垣間見せた。
また、日本映画『いま、会いにゆきます』の韓国版リメイク『Be With You~いま、会いにゆきます(2018)』で主演を務めた際に、答えたインタビューもある。
劇中ソン・イェジンは、小学生の子どもを残して世を去ってしまう母親役を演じた。
これに対し、「“小学生にとって母親の不在がこんなにも大きく、(子どもは母親を)恋しがるんだな”と思い、うるっとして切なかったです」と、母親の存在意義を感じたと発言。
「もし私が母親になったら、“誰かの大切な存在になるということなんだな”と思いました。恋愛をする感情とは全く違うんですね。誰かにとってはなくてはならない大切な存在になりたい思いも生まれました」と、将来への思いも語った。
加えて、「子どもを置いて死ぬのは、想像することができません。考えること自体辛いです。それぐらい、胸の張り裂けるようなことは、他にないのではないでしょうか」と、この時点で既に、子どもを想う母親の心境を疑似体験していたようだ。
そして、先に紹介したインタビューと同様、甥とのエピソードを持ち出し、「甥と遊ぶ時なんですが、私が全勝して甥に失望感を与えるんです(笑)負けてはあげません。私は、子どもだからと容赦しない遊び方をする叔母だと思います。ヨガをして遊ぶ時も、難しい姿勢をとるんです」と、子どもに対してしっかりと向き合う、母親としての一面を想像させた。
実姉と甥、『いま、会いにゆきます』を通して、母親としての様々な感情が生まれている様子のソン・イェジン。
すてきなママになりそうな、彼女の今後を応援したい。
(構成:西谷瀬里)
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