- SHINeeのテミンが『シュチタ』に出演し、これまでのアイドル生活について言及した。
- 2年5カ月ぶりのソロカムバックを果たした彼は、ソロデビューまでの過程を激白し、注目を集めている。
- 彼は20代を迎えた年明けに、練習室で号泣していたという。
SHINee(シャイニー)のテミンが、BTS(防弾少年団)のシュガがMCを務めるYouTube(ユーチューブ)コンテンツ『シュチタ』に出演し、これまでのアイドル生活を振り返った。
10月30日、BTSの公式YouTubeチャンネルに『シュチタ』の第20話が公開され、ゲストとしてSHINeeのテミンが登場した。
彼は同日に2年5カ月ぶりのソロカムバックを果たし、ニューミニアルバム『Guilty』をリリース。
番組ではそんな最新アルバムのビハインドや、新人時代の思い出、印象に残っているステージなど、テミンのさまざまなエピソードが紹介された。
その中でも特に人々の関心を集めたのは、アイドルの厳しさやストイックさが分かる、テミンの10〜20代にかけてのエピソードだ。
彼は2014年8月15日に1stミニアルバム『ACE』をリリースし、ソロデビューを果たした。最年少メンバーでありながら高い実力が評価され、SHINeeメンバー初のソロ活動をスタートさせたテミン。
シュガはそんな彼に「グループ初のソロアーティストになるまでにどんな過程がありましたか?」と質問を投げかけた。
2008年にSHINeeとしてデビューしたテミンは当時、16歳。彼はそんな過去を振り返りながら、ソロ活動までの過程を語り始めた。
「16歳にデビューしてから、20歳を目標にしていました。僕が描いていた20代のイメージに向かって”僕は最高になるんだ。4年後にはそうなるんだ”って、一生懸命練習もしたし、自己啓発にも力を入れました」
そんな努力を重ねていたテミンであったが、目標の20代を迎えた年明けにある出来事があったという。
19歳の年末、大晦日に開催される音楽番組に出演し、20歳になった自身の姿を改めて振り返ったテミン。彼は自身の実力の足りなさを目の当たりにし、打ちひしがれていたそうだ。
「20歳になった自分の姿を振り返ってみたら、想像よりもすごく足りない部分が多くて、深夜に練習室に行って声を上げながら号泣しました」
当時、彼はデビューから4年が経過し、大人気アーティストへと成長していたものの、実力に満足することができなかったと告白。その後もテミンは自身の目標に近づくため、練習を一生懸命続けていたという。
しかし、時には「本当にこれが僕の限界なのか?」と悩むことも。そんな時に所属事務所から与えられたのがソロデビューの機会であり、彼は「本当に不思議なことに、運命のように僕にやってきた気がします」と語った。
このエピソードは韓国オンラインコミュニティーでも取り上げられ、ネットユーザーからは「テミンは努力を続けていて本当に素晴らしい」「テミンは毎回、歌もダンスも成長を見せてくれて衝撃を受けている」と、称賛の声が寄せられている。
テミンは世界的な成功を収めているアーティストであるが、その裏では常に自分をストイックに追い込み、人知れず涙を流してきた。
彼のように血の滲むような努力を積み重ね、ストイックさが度々注目されるアーティストは他にもいる。
その一人がK-POPのパイオニアと称される歌手のRAIN(ピ)だ。
韓国を代表する歌手の一人であり、俳優としても活躍する彼は、過去に何度もアイドルデビューに失敗した苦い経験の持ち主。
しかし、そんな逆境の中でも諦めることなく、自身の完璧な舞台を作り上げるため、ストイックに練習に取り組んだ。
彼は「練習に勝てるものはない」「不安なら練習しろ」「1日練習をしないと自分が分かる、2日練習をしないと観客が分かる」など、心を奮い立たせる数々の名言を残しており、自分自身に厳格であったことが伝わってくる。
また、BTSのジミンもメンバーが口を揃えるほどにストイックな努力家であり、練習生時代は夜中まで猛練習をしていたことでも知られている。
ジミンはBTSの中でも最後にグループに合流し、練習生期間が一番短かったメンバーだ。毎日不安の中で生活していた彼は、Vやジョングクのボーカルレッスンを見学し、学んだ内容を夜中に練習していたという。
そんな彼の当時の様子をジョングクは「ジミンさんはほとんど寝ていませんでした。誰よりも早く起きて遅く寝ていました」と証言し、「僕の基準の中で、自分に一番厳格で一生懸命な人はジミンさんです」と語っている。
自身の現状に甘んじることなく、常に向上心を持ち、努力を続ける韓国アイドル。
特に男性アイドルは兵役のための空白時間など、活躍の期間が限られていることからも、ストイックに仕事と向き合うメンバーが多いようだ。
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