現在、韓国芸能界で波紋を呼んでいるパワハラ騒動の主人公がRed Velvetのアイリーンだと明らかになった中、アイリーンがチャミスルの広告モデルを1年間務めた背景に関心が集中している。
チャミスル(韓国焼酎ブランド)を手掛ける”ハイト眞露”が、胸をなで下ろしているという。
絶妙のタイミングで、チャミスルの広告モデルをRed VelvetのアイリーンからIUに再抜擢したためだ。

Red Velvet アイリーン(画像出典:ハイト眞露公式Twitter)

IU(画像出典:ハイト眞露公式Twitter)
韓国メディア・スポーツ京郷などによると、IUは、2014年~2018年にチャミスルのモデルとして活動。その後、2018年12月にアイリーンが新モデルに抜擢されて、約1年間モデル活動を行った。だが、ハイト真露側は今年3月に、再びIUをモデルに選定した。
IUを再びモデルに抜擢した当時、ハイト真露側は「今までIUが見せてきたアーティストとしての成果と俳優としての位置づけ、寄付や善良な行いなどの歩みはスター性と性格をすべて備えたモデルであることを見せてくれた。これは、チャミスルブランドが追求してきた綺麗なイメージとよく似合うと判断した」と明らかにした。
IUは、普段から善良な行いをしていることで知られているが、特に、新型コロナウイルスの流行が拡散されると、すぐにグッドネイバーズ(途上国の子どもの教育支援・緊急支援を行う国際NGO)と大韓医師協会にそれぞれ1億ウォン(約1000万円)を寄付し、”寄付天使”としての地位を固めている。
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チャミスルのモデルに再抜擢されたIU(画像出典:ハイト眞露公式Twitter)
韓国のネット上では、アイリーンのパワハラ騒動によって、ハイト真露の関係者が言及した”性格”という単語に焦点が合わさっている。
ハイト真露側は、アイリーンとの契約を終了した理由は別途明らかにしていないが、一部のネットユーザーの間では、「アイリーンの性格により、該当の広告を降板させたのではないか」と推測されている状況だ。
韓国の各種媒体によると、今回のパワハラ騒動で、アイリーンが出演している映画などに赤信号がつき、今後のソロ活動やRed Velvetのグループ活動が非常事態に陥っているという。

約1年間チャミスルのモデルを務めていたアイリーン(画像出典:ハイト眞露公式Twitter)
今回の騒動が普段から”美しい”と愛されていたアイリーンのイメージに致命的なダメージを与えただけに、ハイト眞露側にとって、今年3月にIUを再抜擢したことは”最善の一手”と感じている可能性が高いという点は明らかだろう。
一方、今月21日、エディター兼スタイリストがSNSを通じて「初めてこんな屈辱を受けた」と、某女性芸能人からパワハラに遭ったという暴露文を掲載。該当の芸能人がアイリーンだと特定され、アイリーンもまたSNSを通じて謝罪したことで事態が一段落すると思ったのだが、その後もアイリーンの性格を置いて暴露と擁護が相次いでおり、騒動の火種は消えないままだ‥。
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Red Velvet(レドベル)
Red Velvet(レッドベルベット / 愛称 レドベル / ハングル 레드벨벳)は、韓国の5人組女性アイドルグループ。
所属事務所はSMエンターテインメント。
SMルーキーズの一員で、2014年8月にデジタルシングル「행복(幸福 / Happiness)」でデビュー。
Red Velvetは先輩グループである少女時代の大衆性とf(x)の実験性の中間のコンセプトを持つとされる。
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