年末の音楽番組「2019 SBS歌謡大祭典」のリハーサル中、ガールズグループRed Velvet(レッドベルベット)のメンバー ウェンディがリフトから転落した事故を受けて、該当のリフトが前日BTS(防弾少年団)やチョンハ、TWICE(トゥワイス)なども安全問題を指摘していたことが分かった。

12月25日、ソウル・高尺(コチョク)スカイドームで開催された「2019 SBS歌謡大祭典」のリハーサル中に、ガールズグループRed Velvet(レッドベルベット)のメインボーカルであるウェンディ(ハングル 웬디 / 本名 ソン・スンワン)が、リフトの誤作動によって転落し、右骨盤と手首の骨折および顔部位の負傷を負ったと報じられた。

「2019 SBS歌謡大祭典」のリハーサル中に負傷したウェンディ

「2019 SBS歌謡大祭典」のリハーサル中に負傷したウェンディ(画像出典:ウェンディ Instagram)

放送前に公開されたタイムテーブルによると、ウェンディはこの日、上階のトンネルステージで映画アラジンのOST「Speechless」を歌う予定だった。

そのため、リフトに乗って上に移動しようとした際、現場の問題によって2m相当の高さからステージに転落したことが分かった。

問題が発生したリフトは、前日行われたBTS(防弾少年団)のリハーサルの際にも問題が発生していたようだ。

事前収録のステージを見守っていた一部のファンたちの主張によると、BTSの他にもチョンハやTWICE(トゥワイス)などもリフトの安全問題を指摘しており、BTSは該当のリフトが誤作動を起こすとすぐにリフトを除いてステージの導線を修正したことが分かった。

この報道を耳にした一部のネットユーザーたちからは「ウェンディは、誰よりもステージを愛している子なのに。負傷によって今後の活動に支障が出たらどうしてくれるのですか」「SBSは充分な謝罪責任を負ってください」などの意見が寄せられており、他の歌手たちもリフトの使用と関連した安全問題を指摘したにも関わらず、番組側が見逃して無理に進めたとされ、より一層世間からの批判の声が大きくなっている。

インターネットの各種オンラインコミュニティーには、ウェンディが負傷に遭ったとされる階段とリフトの様子もファンたちによって公開されており、危険な高さだったという指摘が出ている。

ウェンディが負傷を負ったことに対し、SBS側は「Red Velvetが’2019 SBS歌謡大祭典’の生放送ステージに上がることが出来ず、ファンのみなさんおよび視聴者の方々に心より謝罪を申し上げます」とし「ウェンディの早い快復を願い、今後SBSは出演陣の安全管理に格別の注意を注いでいきます」と明らかにした。

Red Velvetは12月23日にカムバックを果たし、新曲のプロモーションに拍車を加えていた状況だったが、この日、ウェンディの負傷により生放送のステージには上がることは出来なかったものの、事前収録していたRed Velvetの新曲「Psycho」のステージはそのまま放送された。

一方、Red Velvetの今後スケジュールに対して所属事務所側は「決定され次第申し上げます」と伝えている。

Red Velvet(レドベル)

Red Velvet(レッドベルベット / 愛称 レドベル / ハングル 레드벨벳)は、韓国の5人組女性アイドルグループ。


所属事務所はSMエンターテインメント。


SMルーキーズの一員で、2014年8月にデジタルシングル「행복(幸福 / Happiness)」でデビュー。


Red Velvetは先輩グループである少女時代の大衆性とf(x)の実験性の中間のコンセプトを持つとされる。

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