NiziU(ニジュー)が年末の紅白出場を決めた。この紅白初出場が発表されたのは、なんとまだ正式デビュー前のことで、その人気のすごさが伺える。そして今回、このNiziU人気のおかげで、韓国で再び注目を浴びているのがWaTだ。

日本と韓国では、アイドルとして好かれるルックスの系統やスタイルの違いが顕著だ。日本はわりと色白で二重の目がぱっちりとした可愛らしい甘いルックス、いわゆる弟にしたいと思うような年下系アイドルが好かれる傾向にあるが、韓国では鍛え上げられた肉体美を誇り、キリっとしたルックスで、オッパ(韓国語でお兄さん)と呼びたい年上アイドルが好かれる傾向にある。

2PMは野獣アイドルと呼ばれていた

元祖野獣アイドル2PM(画像出典:2PM FaceBook)

そのため意外に思う人も多いかもしれないが、2005年~2006年頃の韓国では日本のドラマが流行っており、特に当時放送されていた日本テレビ系ドラマ『ごくせん2』に出演していた小池徹平の人気がすごかったようだ。

韓国ではめったに見られない可愛らしいビジュアルがうけ、小池徹平がWaT(ワット)として歌手デビューするというニュースはネットユーザーのあいだで瞬く間に広がり、話題を集めた。

WaTは、ウエンツ瑛士と小池徹平からなるシンガーソングライターデュオだ。大手レコード会社11社で争奪戦が行われた末、ユニバーサルミュージックでメジャーデビューが決まり、当時日本でもかなりの人気を誇っていた。しかし、日本ではどちらかというと、ウエンツ瑛士、小池徹平それぞれが俳優業やバラエティーへの出演などの活動を中心に行っていたため、歌手というイメージがあまりない人もいるかもしれない。

韓国では、芸能人のファンなどが俳優やアーティストの情報を参考にするnamuwiki(ナムウィキ / 韓国版ウィキペディア)というサイトが存在するが、そこにはWaTのスレッドも作成されており「2000年代、ジャニーズの牽制に立ち向かい活動できた唯一の男性グループ」と紹介されるほどのかなり高い評価を受けていた。

WaTのメジャーデビュー日は2005年11月2日で、翌月の『第56回NHK紅白歌合戦』に初出場。メジャーデビュー後わずか1カ月29日での紅白歌合戦出場は史上最短記録だった。

しかし、いま話題の9人組ガールズグループNiziU(ニジュー)がその記録を1ヶ月上回るデビュー29日で紅白初出場することになり、15年ぶりにこの記録は塗り替えられることになった。

デビューからわずか29日で紅白歌合戦に初出場するNiziU

12月2日にデビューしたガールズグループNiziU。彼女たちはデビューからわずか29日で紅白歌合戦に初出場する(画像出典:JYP entertainment)

NiziUは、ソニーミュージックとJYPエンターテインメントが合同で行ったオーディション番組『Nizi Project(虹プロ)』で約1万人の中から東京合宿、韓国合宿などを経て選ばれた9人のメンバーで構成されたガールズグループだ。

現在9人のうち、MIIHI(ミイヒ)が体調不良で活動休止中だが、このコロナ禍の中、韓国から日本に戻ってきてからは、朝の情報番組をはじめ、音楽番組やバラエティー番組に引っ張りだこ状態。プレデビューシングル『Make you happy』のミュージックビデオの再生回数は1億8千万回(12月10日現在)を超え、12月2日にリリースした日本デビューシングル『Step and a step』はオリコン週間ランキング1位を記録している。

この、NiziUデビュー29日での紅白初出場のニュースのおかげで、今まで紅白初出場史上最短記録を持っていたWaTの名前が再び登場し、再注目されることとなった。このニュースが話題になるまで、紅白の最短出場記録をWaTが持っていたということを知らなかった人も多いのではないだろうか。

WaTは2016年に惜しまれながらも解散してしまったが、今でもファンからは再結成を望む声が多数あがっている。



NiziU

JYPエンターテインメントとソニーミュージックによる共同グローバル・オーディション『Nizi Project(虹プロ)』から誕生した9人組ガールズグループ。

メンバーは、マコ、リオ、マヤ、リク、アヤカ、マユカ、リマ、ミイヒ、ニナ。

6月30日に、プレデビュー曲『Make you happy』を発表、12月2日に『Step and a step』で正式デビューした。

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