2月24日に行われたSMエンターテインメントの公示によると、2021年創業以来最大の業績を叩き出しているようだ。SMの業績を大きく支えたのが、NCT DREAMのアルバム売上である。

SMエンターテインメント(以下、SM)所属の人気アイドルグループ、NCT DREAM(エヌシーティードリーム)がカムバックする。

来る3月28日に、2ndフルアルバム『Glitch Mode』でカムバックすることが決まったNCT DREAM。同アルバムには、彼らの多彩な魅力が堪能できる11曲が収録される予定だ。

NCT DREAM

NCT DREAM(写真提供:©TOPSTAR NEWS 出典:SMエンターテインメント)

NCT DREAMは、2021年5月に発表した1stフルアルバム『Hot Sauce』で324万枚の販売高を記録し、音楽関係者とファンを驚かせた。

彼らの快進撃は、国内アルバムマーケットに留まらず、国内音源チャ―トや、日本をはじめ海外の主要音楽チャートで1位になるなど、次から次へと偉業を達成。次世代K-POPアイドルの代表格として名乗り出た。

そんな、大活躍を見せているNCT DREAMを指し、韓国メディアやファンは”SMのヒョジャ(孝子)”と名付けている。

ヒョジャ(孝子)とは、日本語で訳すと”孝行息子”。つまり、SMに尽くし企業の業績に大きく貢献している彼らを称える言葉なのだ。

SMは2021年、創業以来最大の業績を叩き出している。2月24日SM側の公示によると、昨年の売り上げ総額は、7015億ウォン(約670億円)に上るという。

2021年、創業以来最大の業績を叩き出したSMエンターテインメント

2021年、創業以来最大の業績を叩き出したSMエンターテインメント(画像出典:SMエンターテインメント)

2020年、赤字決算を強いられたSMは、見事に1年で黒字転換に成功。歴代最多の1234億ウォン(約118億円)の当期純利益を計上した。

この大逆転劇を大きく支えたのが、まさにNCT DREAMのアルバム売上である。

再び、その存在感を示す絶好のチャンスを迎えたNCT DREAM。彼らのカムバックに大きな注目が集まるのも、そのためである。

また3月には、JYPエンターテインメントのStray Kids(ストレイキッズ)もカムバック(3月18日)を予告しており、第4世代アイドルの”主導権争い”というイシューも登場。今春、K-POP界を大いに盛り上げると予測されている。

果たしてNCT DREAMは、今年も引き続き”親孝行”をしてみせるのか‥。その”底力”を見せる日が、だんだんと近付いている。




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