- NCT(エヌシーティー)のマークが、お天気キャスターに変身。ニュース番組で天気予報と共に新曲について伝えた。
- 過去にも、天気や温度などに関連した曲をリリースするK-POPスターが、PRの一環でキャスターに挑戦したことがある。
- 天気予報と新曲を同時に紹介するというユニークなプロモーション活動が、話題を集めている。
韓国メディアのスポーツ朝鮮が、「マークが“天気予報の妖精”として活躍した」と報じている。
2月6日、NCT(エヌシーティー)のマークは、JTBC『ニュースルーム』の気象センターコーナーに出演。全国のお天気や予想気温、“미세먼지(ミセモンジ)”の情報を伝えた。
彼が伝えた“미세먼지(ミセモンジ)”とは、微細なホコリや塵のことで、いわゆる“PM2.5”と呼ばれる粒子状物質の総称。近年韓国では、ミセモンジによる大気汚染が深刻な社会問題となっている。
最近はアイドルらのLIVE配信でも「今日はミセモンジがひどい」などの発言が出るため、耳にしたことがある方も多いのではないだろうか。
韓国では、どんよりした曇り空のように見えても、実際はミセモンジで空がグレーの世界になっているということはよくある光景。
そんなミセモンジ(PM2.5)の状態も、韓国のお天気キャスターが伝える重要な情報の一つなのである。
マークは天気予報と同時に、気候変動と関連したキャンペーンソングにも言及 (画像出典:YouTube JTBC News 動画キャプチャー)
この日、お天気キャスターに変身したマークは、気候変動と関連したキャンペーンソング『The Cure』についても言及し、注目を集めた。
番組では、お天気コーナーを務めるイ・ジェスン記者が、マークが割り箸の入っていた袋で口を拭く写真が話題になったことに触れ、「普段、環境保全のために実践していることは何か?」と質問。
彼は「ごみの分別、使い捨て商品をあまり使わないようにしている。基本的なことから守ろうと努力しているが、僕の声を聞いてくださる多くのファンがいらっしゃるので、『The Cure』のように良い曲をもっとたくさん作ってポジティブなメッセージを伝えたい」と話した。
このキャンペーンソングは、SMエンターテインメント所属アーティストが参加したウィンターアルバム『2022 Winter SMTOWN:SMCU PALACE』の収録曲で、マーク自身も作詞に参加している。
彼は「愛に例えて作詞した。僕たちが地球から先に愛をもらったので、僕たちも地球にその愛をお返しし、分けてあげようという気持ちを込めた」と説明した。
この他にも、NCT 127(エヌシーティーイリチル)の新曲『Ay-Yo』についても触れ、「急速に変わる世界の中で、NCT 127だけの方法でポジティブな価値を作り出し、前に進もうというメッセージを盛り込んだ曲」と紹介した。
ここ数年K-POP界では、マークのようにスターがお天気キャスターとなり、天気予報と同時に自身の新曲を紹介するという一風変わったプロモーションが活用され始めている。
2020年7月には、アーティスト兼プロデューサーであるZICO(ジコ)が、MBC『ニューストゥデイ』にお天気キャスターとして出演。当時リリースした曲『Summer Hate』を紹介した。
ZICOは「新曲のタイトルが『Summer Hate』だが、ちょうどこの歌が天気と関連したテーマを盛り込んだ歌なので、一度天気予報を直接伝えてみたらどうかと思い、出演することになった」と伝え、スーツ姿でダンスチャレンジを披露するなど話題になっている。
昨年(2022年)10月には、NU’EST(ニューイースト)出身のベクホが、お天気キャスターに変身。彼は、YTN『ニュースLIVE』に出演し、“絶対零度”を意味するソロアルバム『Absolute Zero』をPRした。
彼は「全ての物質の抵抗がなくなる“絶対零度”ではどんな動きも透明に投影されるだけに、ソロアーティストベクホだけの温度という意味を盛り込んだ」として、アルバムの“温度”というキーワードと天気をうまく結び付けて紹介した。
カムバック活動の一環として、TWICEダヒョンもお天気キャスターに!(画像出典:YouTube JTBC News 動画キャプチャー)
TWICE(トゥワイス)のダヒョンは、2020年6月に新曲『MORE & MORE』のプロモーションの一環として、JTBC朝のニュース番組『朝&』にサプライズ登場した。
TWICEのメンバーはこの他にも、KBS1の長寿番組『6時、私の故郷』などの教養番組にも出演し、斬新なカムバック活動だと注目を集めた。
(関連記事)ファンより国民寄り?TWICEの斬新なカムバック活動の狙い
K-POPスターのキャスター変身は、ステージやバラエティーといったコンテンツでは見られない姿だけあって、ファンの間で好評を得ている。
韓国メディアのスポーツ朝鮮によると、SMエンターテインメント、YGエンターテインメント、JYPエンターテインメントなど韓国の大手芸能事務所が*ESG経営に向けた取組みに拍車をかけている点からも、新曲の歌詞やコンセプトが天気や気候と関連する場合は、お天気キャスターとしてPRするのが有効という意見があるようだ。
*ESG:環境(Environment)、社会(Society)、ガバナンス(Governance)の3つの要素を重視した経営方法のこと
また、歌謡界の関係者は「最近、エンタメ業界でも環境にやさしい経営を追求している。特にK-POPの立ち位置を考えた時、このような環境キャンペーンはグローバル的に影響を及ぼすことになる」とし、「アイドルがお天気キャスターとして新しい魅力を与えることもでき、新曲のプロモーションもできるが、気候変化を指摘することも社会貢献の一つだと思う」と話す。
今回、マークのお天気キャスターを通じて、K-POPスターが天気と新曲を同時に伝えるというユニークなプロモーション活動が注目を集めている。
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