K-POP界に衝撃が走った、MONSTA Xウォノのチーム脱退。この報道からもうすぐ1年が経とうとしている。Danmeeでは、これまで何度かMONSTA Xに関する記事を掲載しているが、彼らの転機となった出来事を振り返ってみる。

MONSTA Xにとって、2019年は転機の年となった。2015年のデビュー以来、活動を共にしてきたメンバーウォノ(WONHO)がチームを脱退した年であるため。この出来事は歌謡界に衝撃が走り、脱退という決断が決して容易でなかったことは、MONBEBE(モンベベ:MONSTA Xのファン)もよく知っていることだろう。

苦境を乗り越えながら、今日もファンを喜ばせるためにペースを緩めずに活動を続けているMONSTA Xとウォノ。チーム脱退からもうすぐ1年。ファンにとって忘れられない出来事を振り返ってみる。

MONSTA X

MONSTA X(画像出典:MonstaX official Twitter)

事の発端は、2019年10月28日。『FOLLOW』で華やかにカムバックを果たしたMONSTA Xに突然の悲劇が襲った。バラエティー番組『オルチャン時代』に出演していた当時、ウォノと懇意な間柄だと知られた人物が、自身のインスタグラムにウォノの写真と金銭問題に関するプライベートを暴露。これに、韓国の有名イシューメイカーも加担して物議を醸した。

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当時、ウォノの所属事務所スターシップエンターテインメントは「ウォノと関連したデマは全くの事実無根。法的措置を検討している」という公式立場を通じて強く反発したが、その後も彼女らの暴露(大麻吸引、未成年時に犯罪に加担していたなど)の攻撃は続き、事態を重く見たウォノは2019年10月31日にチーム脱退を決意した。論議が浮上してからわずか3日間での出来事だった。

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メンバー同士仲が良いMONSTA X

メンバー同士仲が良いMONSTA X(画像出典:MonstaX official Twitter)

ウォノの脱退報道を耳にしたファンたちは、「MONSTA Xは7人であってこそ」と、社屋前でポストイットを貼り付けるなど、事務所への抗議とともにMONSTA Xを応援する姿を見せた。

そして、今年3月14日に朗報が届く。大麻吸引の疑惑に包まれ、ソウル地方警察庁麻薬捜査隊で調査を受けたウォノの調査が終了し、「いかなる疑惑も発見されず”嫌疑なし”の処分を受けた」と所属事務所が伝えたのだ。

その後、韓国メディア・ディスパッチに、ウォノの独占インタビューが掲載され、彼は「全て自身の過ちだ」と語った。根拠のない疑惑を突きつけられても、誰を恨むことなく、むしろメンバーやファンを優先に考えて「自身のせいでメンバーが傷ついている」「ファンに対してこれ以上失望させたくなかった」という思いからチームを脱退したと打ち明けた。ウォノが選んだ”脱退”の選択から、ファンへの愛、チームを続けていくという遠慮、メンバーへの配慮など、彼の誠実な性格が充分に感じられる。

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そして今年4月10日、ウォノはMONSTA Xが所属するスターシップエンターテインメントの傘下であるハイラインエンターテインメントと専属契約を結び、ソロアーティスト兼プロデューサーとして本格的な芸能界復帰を知らせた。彼の再起を願っていたファンにとって、この上ない喜びとなったであろう。

9月4日にはソロアルバム『Love Synonym #1:Right for Me』をリリースし、iTunesのアルバムチャートで1位に名前を上げてグローバルでの活躍を見せている。

ウォノ

ウォノ(画像出典:WONHO official Twitter)

一方、MONSTA Xもウォノの脱退後に6人体制となり、その後はショヌのプライベートが暴露されたり、ジュホンの体調不良なども報じられたが、逆境を乗り越え、成長を続けている。今年の初めにリリースしたアメリカ初のフルアルバム『ALL ABOUT LUV』では、ビルボードのメインアルバムチャートであるビルボード200で5位に進入し、アメリカの経済専門紙フォーブス(Forbes)などで照明を浴び、リリースするアルバムごとに自分たちのカラーと音楽、パフォーマンスでファンの心を魅了してきた。

今年11月2日には、3rdフルアルバム『FATAL LOVE』をリリース。カムバックに向けて本格的なカウントダウンに拍車を加え、今秋の歌謡界を熱くさせるだろうと多くの期待が寄せられている。

6人体制となったMONSTA X

6人体制となったMONSTA X(画像出典:MonstaX official Twitter)

「ピンチをチャンスに」と言葉にしてしまうと簡単だが、”メンバーの脱退”というピンチを乗り越えながらも、新たな可能性を開花させていくウォノとMONSTA Xの出来事は、K-POP界の歴史に残る事例ともいえる。「あれから1年‥」それぞれ新たな道を歩み始めたMONSTA Xとウォノに、心からエールを送りたい。