K-POPアイドルが熱い人気を誇る理由の1つに挙げられているのが、その独特な”世界観”。この”世界観”の元祖と言われてるのが、SMエンターテインメントのボーイズグループEXO(エクソ)だ。しかしこの”世界観”を作り上げたイ・スマン氏がSM経営から手を引くという噂が浮上し、今後どうなっていくのか注目が集まっている。
BoA(ボア)、東方神起(TVXQ)、少女時代(SNSD)などを世に送り出した、韓国の大手芸能事務所SMエンターテインメント(以下、SM)の創立者であるイ・スマン氏。
“SM帝国”を築き、現在も統括プロデューサーとして経営に関わっている彼が「SMを手放したい」という意向を周囲に示したという、”SM売却説”が浮上したことは、先日Danmeeでも取り上げた。
(関連記事)「イ・スマンが手放したい?」SMに4兆W売却説浮上・・買い手はHYBEかCJか
このニュースを聞いたSM所属アーティストのファンの間に動揺が走り、「あなたが作り上げたSMはどうなるの?」「SMの世界観がなくなるのでは?」など、さまざまな意見が飛び交っている状況だ。
そしていま、再び、”SMの世界観”という言葉に注目が集まっている。
SMの世界観、元祖はEXO
K-POPアイドルのコンセプトとしていまや欠かせない”世界観”。
ここ数年で世界的なトップスターに躍り出たボーイズグループBTS(防弾少年団)の活躍で、このK-POPの”世界観”が定着することになったが、この”世界観”がK-POP市場に本格的に導入されたのは、2012年にデビューしたボーイズグループEXO(エクソ)からだと言われている。
BTSは、青春、悩み、不安など”青春”の成長ストーリーを世界観として持っているが、EXOの世界観はまた独特だ。
“EXO”というグループ名は、太陽系外惑星を意味する”EXO PLANET(エクソプラネット)”からモチーフを得たもので、”未知の世界から来た新たなスター”という意味が込められている。
そして「記憶と超能力を失ったまま地球にやってきた12人の宇宙人がそれぞれの力を取り戻し、互いの存在に気づいて共に敵を倒す」という、SFチックな要素を持つ壮大なコンセプトで話題を集めた。
このコンセプトは多くのK-POPファンから受け入れられ、また新たなファンも獲得することに成功。その後、続々と独自の”世界観”を持つグループが誕生していった。
次世代アイドルaespaはSM世界観の集大成
2020年11月にデビューした4人組ガールズグループaespa(エスパ)は、”SMの世界観”の集大成と言える。
SMCUは、魅力的なキャラクターや物語のあるストーリーテリング・コンテンツを通じて、アーティストと音楽を表現するための新しいビジョンであり、プロジェクトだという。そんなSMCU初のプロジェクトとしてデビューしたのがaespaだ。
メンバーにとって”もう一人の自我”であるアバターメンバー”æ(アイ)”が存在し、SYNC(シンク)を通じて意思疎通するという型破りの未来志向的コンセプトを打ち出した。
彼女たちは、デビュー後初のカムバックで、韓国の主要音源チャートはもちろん、ビルボードのメインチャート入りを果たし、本格的な”第4世代代表アイドル”としての歩みを始めた。 これから続いていくであろう、SMCUのコンセプトを引っ張っていく役割を果たすaespaに対する世間の関心は熱い。
SMCU、イ・スマン氏が手を引いたらどうなる?
しかし、イ・スマン氏がSM経営から手を引くという、”SM売却説”が現実になった場合、aespaから始まり、今後EXO、Red Velvet(レッドベルベット)、NCT(エヌシーティー)など複数グループの世界観とストーリーが時にはつながり、新しい物語を繰り広げていくというSMCUの壮大なプロジェクトはどうなるのだろうか。
特にSM所属アーティストのファンは、こういったSM独自の世界観に惹かれている人も多いため、イ・スマン氏のこれまでの多大な影響力を考えると、いま彼が手を引いてしまうとこの世界観が崩れてしまうのではないかと心配する声が多数あがっている。
aespa
aespa(エスパ)は、SMエンターテインメント所属のガールズグループとして、Red Velvet(レッドベルベット)以来、6年ぶりにデビューした新人ガールズグループだ。韓国人カリナとウインター、日本人ジゼル、中国人ニンニンの4人で構成されている。
aespaとは、“Avatar X Experience”を表現する“ae”と、両面という意味を持つ英単語“aspect”を結合させている。
2020年11月17日にシングル『Black Mamba』でデビュー。楽曲発表からわずか61日という短期間で、韓国地上波の音楽番組で1位を獲得するという快挙を成し遂げた。
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