新しいグループが続々とデビューするK-POP界。ヒット曲に恵まれず姿を消すグループも多いのが現状だ。そんな中、デビューから数年たってから、音楽番組で1位を獲得したグループもいる。一体デビューからどれほどの日数がかかったのだろうか。

“マンドル”という言葉を聞いたことがあるだろうか?

OH MY GIRLの『ミュージックバンク』出演記念の階段ショット

OH MY GIRLの『ミュージックバンク』出演記念の階段ショット (画像出典:OH MY GIRL Instagram)

“マンドル”は、망하다(マンハダ)+アイドルの造語。マンハダには、「潰れる、滅びる」などの意味がある。

つまり、ちょっとシビアな表現にはなるが、”マンドル”は”終わったアイドル”の意味があり、人気の獲得ができず引退が解散が囁かれるアイドルのことを指している。

毎年続々と新しいグループがデビューするK-POP界。デビューからすぐにヒットに恵まれるグループもいるが、なかなかブレイクのきっかけを掴めず、姿を消していくグループもある。

K-POPアイドルグループのデビュー費用は、1人当り数千万から数億ウォンかかるとも言われており、所属事務所の負担は大きい。

事務所は、オーディションなどを通して、未来の金の卵になり得る練習生を選び、歌・ダンス・演技などのレッスン費用だけではなく、共同宿舎での衣食住の生活費をも負担する。

練習生によっては、デビューまで短くても数カ月、長くて10年近い時間が費やされることもある。満を持してデビューしても、次々に新しいグループが誕生するK-POP界において、デビューするや否や人気となるグループなんてほんの一握り・・。

練習生時代を含め、デビュー以降にかかった費用をなんとか回収すべく、少なくともアルバムを2枚~3枚発売するまでは、危険を甘受しながら、持続的な投資をせざる得ない、というのが現状。K-POPアイドル界では、どうやらデビューから2~3年が踏ん張りどころのようだ。

そこで今回は、過去に「マンドル寸前!」とまで言われたが、奇跡的に踏みとどまり、スポットライトを浴びたアイドルグループに焦点を当ててみよう。

デビューから、音楽番組で1位を獲るまで、一体どれくらいの期間を費やしたのか? その苦労の日数をランキングでご紹介する。まずは第5位から!

第5位 LABOUM(ラブーム)

LABOUM

LABOUM (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

2014年8月にデビュー。2017年4月に発売した2ndミニアルバムのタイトル曲『Hwi hwi』で、2017年4月28日、KBSの音楽番組『ミュージックバンク』で初の1位を獲得した。

地上波1位までにかかった日数は、975日!

第4位 EXID(イーエックスアイディー)

EXID

EXID (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

2012年2月にデビュー。2014年8月に発売した『UP&DOWN』が、当初は人気が出なかったものの、ファンがYouTubeに投稿した映像がきっかけで人気に! 2015年1月8日のMnet『Mカウントダウン』で初の1位を獲得した。

地上波1位までにかかった日数は、1059日!

第3位 Girl’s Day(ガールズデイ)

Girl’s Day

Girl’s Day (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

2010年7月にデビュー。2013年6月に発売した『女性大統領(Female President)』で、2013年7月7日のSBS『人気歌謡』で初の1位を獲得した。

地上波1位までにかかった日数は、1095日!

第2位 OH MY GIRL(オーマイガール)

OH MY GIRL

OH MY GIRL (画像出典:OH MY GIRL Instagram)

2015年4月にデビュー。2018年1月9日に発売した『Secret Garden』で、2018年1月23日、SBS MTVの『THE SHOW』で初の1位を獲得した。

地上波1位までにかかった日数は、1581日!

第1位 BRAVE GIRLS(ブレイブガールズ)

Brave Girls

Brave Girls (画像出典:Brave Girls Instagram)

2011年4月にデビュー。2017年3月発売した曲『Rollin’』が、過去の慰問公演でのステージ映像が注目され、チャートを逆走! 2021年3月14日、SBS『人気歌謡』で初の1位を獲得した。

地上波1位までにかかった日数は、デビューから11年目のなんと3629日だ!

(構成:酒井知亜)





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