韓国のアイドルグループに語りつがれる”魔の7年目のジンクス”。これまで多くのグループが惜しくも解散となった。今年(2022年)7年目を迎えるグループのファンは不安な日々を過ごしていることだろう。しかし、第3世代グループはこれまでと異なる動きも見せている。
韓国のアイドルグループに語りつがれる”魔の7年目のジンクス”。これまで多くのグループが、活動7年目を節目に解散やメンバーの脱退を余儀なくされた。

先日、メンバー全員の契約更新を発表したTWICE (画像出典:TWICE公式Facebook)
しかし最近は、このジンクスを覆すグループが増えている。もはや”魔の7年目のジンクス”は、過去の話となったのだろうか。
去る7月12日、デビュー7年目を迎えたTWICE(トゥワイス)が、メンバー全員の契約更新を完了したことを報告。これは、世界中のファンを喜ばせる嬉しいニュースだった。
(関連記事)TWICE メンバー 9人 再契約の期間は同じ?気になるK-POPアイドルの’業界通念’
これまで多くのグループが直面してきた”魔の7年”。しかし、そもそもなぜ契約期間は、”7年”なのだろうか。
それは、韓国の公正取引委員会が定める『標準契約書(約款)』に、所属事務所とアイドルグループの間での契約期間は”最大7年”と提示されているからだ。
これは強制事項ではないものの、多くの事務所がこの提示に従い、アイドルの契約期間は”7年”が定着し始めた。
ところが、2000年代半ば以降に活躍を見せた第2世代グループは、残念ながら活動の7年目を節目に、解散などに追い込まれるケースが多発..。
特に、4minute(フォーミニッツ)、Secret(シークレット)、SISTAR(シスター)、Miss A(ミスエイ)など多くのガールズグループが、ジンクスの壁を乗り越えられずに解散となっている。
(関連記事)‘魔の7年’ジンクスを破れなかったK-POPガールズグループ 6組
しかし、2014年~2015年頃に活躍を始めた第3世代グループは、これまでとは異なる動きを見せている。

(上)第3世代の代表格、BTS(画像出典:BTS 公式Twitter)と、(下)SEVENTEEN(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
第3世代グループのデビュー時には、すでに”契約期間は7年間”が定着し、一般化されていた。
そのためファンは、契約更新が近づくと「おそらく第2世代と同様、”魔の7年”に何かが起こるだろう..」と不安な日々を過ごしていた。
しかし、最近は多くの人の予想に反し、”魔の7年目のジンクス”を乗り越え、無事契約更新に至るケースが増えているのだ。
第3世代グループの代表、BTS(防弾少年団)は、契約期間が1年以上残っていたにも関わらず、活動6年目の年に契約更新を行い、世界中のファンを安心させた。
SEVENTEEN(セブンティーン)も去る2021年、契約期間の満了を迎える前に早々とメンバー13人全員が再契約を締結している。
外国人メンバーを含む大所帯のSEVENTEENが、無事全員で契約更新したことは当時大きな話題となった。
また、以前はやむなく解散になってしまったケースでも、第3世代では新たな展開を見せている。
OH MY GIRL(オーマイガール)は、2022年5月、メンバーのジホが脱退し解散かと心配されたが、残り6人が全員再契約し、グループは存続することとなった。
MONSTA X(モンスタエックス)は、現時点ではメンバー6人中の3人のみが再契約した状況で、残り3人の今後の動向に注目が集まっている。
第3世代では、以前の体制とは違うけれど、グループとしての母体は存続され、継続して活動を行える体制になっているのだ。
また、契約満了により事務所退社=グループ脱退となっていたケースも、最近では他の事務所へ移籍後もグループ活動を一緒に行うケースが生まれている。
アイドルグループに語りづがれてきた”魔の7年目のジンクス”は、もうすでに昔話へと変わりつつあるようだ。
(構成:酒井知亜)
TWICE
TWICE (トゥワイス / ハングル 트와이스)は、2015年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送されたサバイバルオーディション番組「SIXTEEN」を通して選ばれた9人のメンバーによって結成された。
グループ名の「TWICE(トゥワイス)」には、「良い音楽で一度、素敵なパフォーマンスでもう一度感動をプレゼントする」という意味が込められている。
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