- 世界中の音楽ファンから愛されているK-POPコンテンツ。
- 成功した韓国アイドルは一躍グローバルスターになれることから、現在も多くの若者が夢を抱き、練習に励んでいる。中には地元を離れて上京し、両親と離れて生活するメンバーも。
- デビュー前、夢を追い求めて上京した人気韓国アイドルとは?
今や世界中の人々が楽しむコンテンツの一つとなっているK-POP。
人気韓国アイドルの多くが海外に進出し、現地のファンと交流したりと、グローバルな活動を積極的に行っている。
デビューまでに苦労はあるものの、成功すれば一夜にしてグローバルスターとして輝くことができる韓国芸能界。そこに足を踏み入れようと、今も多くの練習生が夢を追い、日夜練習に励んでいる。
しかし、練習生の中には、将来を見通すことのできない不安と恐怖に戦っているメンバーも少なくない。
現在活躍中の韓国アイドルの多くも10代で人生をかける決断をし、歌手という夢に全てをかけ、厳しい練習生生活を経験している。
さらに中には地方からひとり上京し、親元を離れることになったメンバーも。
今回はそんな夢を追い求めて上京した、4人の韓国アイドルをチェックしていこう。
SEVENTEEN スングァン
SEVENTEEN(セブンティーン)のメインボーカルを務め、バラエティー面でも力を発揮するスングァン。
1998年生まれの彼は、2012年にプレディスエンターテインメントに入社し、出身地の済州島からソウルに上京している。
スングァンがソウルに来たのは15歳の時。歌謡大会に出演した際の動画をインターネットに公開したところ、会社の関係者からキャスティングされたのだという。
3月16日に公開されたYouTube(ユーチューブ)チャンネル、『チョ・ヒョナの木曜の夜』に出演した彼は、上京時の思い出について「済州島を離れてとても苦労をしました。どれくらい泣いたか分からないほど、本当に鶴洞(ハクトン)駅でたくさん泣いていました」と辛い過去を振り返っている。
オーディションの際には、「私がプレディスの第2の全盛期を作ります」と豪語したという逸話が存在するスングァンであるが、やはり新しい環境での練習生生活は楽なものではなかったようだ。
BTS ジミン
2023年3月にソロアルバム『FACE』を発売し、ビルボードのメインシングルチャート“Hot 100”で1位を記録するなど、ソロアーティストとしても活躍を見せるBTS(防弾少年団)のジミン。
1995年生まれの彼は、2012年5月15日にソウルに上京し、BTSの中で一番最後に練習生として合流した。
練習生期間6カ月という短さでデビューを果たしたジミンは釜山出身。釜山芸術高校で現代舞踊を専攻しており、主席の成績で入学するという優秀な学生だったという。
Big Hitエンターテインメント(現HYBE)の釜山公開オーディションで合格を勝ち取ったジミンであったが、練習生時代は自身の強みである現代舞踊で悩みを抱えることも。
体が現代舞踊に慣れていたため、当初はヒップホップダンスのリズムに適応するのに苦労したという。しかし、彼は「できなくなるまでやってみよう」と、夜中の2~3時まで練習を行い、最後まで諦めずに努力を続けた。
デビュー後はBTSのメインダンサーとして、グループのパフォーマンスを支えている。
(関連記事)BTS ジミン 夢を追い求めて11年・・ソロとして羽ばたき始めたブラックスワン
東方神起 ユンホ
東方神起(TVXQ)のユンホは『第1回SMエンターテインメント青少年ベスト選抜大会』のダンス部門で1位を獲得し、2000年に練習生として入社した。
デビュー前から同じ事務所の歌手、DANA(ダナ)のバックダンサーやラッパーとしてステージに上がり、ファンを獲得していたユンホの練習生生活は順風満帆に思えるが、上京までには様々な苦労があったようだ。
光州出身のユンホは当時、両親から歌手の夢を強く反対されており、金銭的なサポートを受けずにソウルに上京。その際の所持金は38万ウォン(約3万8000円)だったという。
彼は歌手を目指すために中学生時代からアルバイトをし、時には野宿をすることも。厳しい練習生時代を送ったユンホは、2004年に東方神起としてデビューを果たしている。
カン・ダニエル
2017年にWanna One(ワナワン)としてデビューを果たし、現在はソロアーティストや俳優としても活躍するカン・ダニエル。
国内や海外各国に大きなファンダムを持つ人気アイドルの一人であるが、デビューまでの道のりが過酷であったことでも知られている。
釜山出身の彼は上京前、芸術高校で現代舞踊を専攻していた。そんな中、自身の得意とするブレイクダンスの映像を見た事務所が声をかけ、B2Mエンターテイメントで練習生生活を始めたという。
しかし、会社の経営が悪くなり、事務所はMMOエンターテインメントと合併することに。カン・ダニエルは当時を振り返り、「20歳の時に入った初めての事務所が良い環境ではありませんでした」と語っている。
その後もデビューの機会を得ることができず、最後の機会としてMnet『PRODUCE 101 (2017)』に出演。番組では最終順位1位を記録し、Wanna Oneのセンターとしてデビューの夢を叶えた。
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