- 2012年、日本・韓国・中国人が所属する多国籍グループCROSS GENEとして韓国でデビューしたタクヤ。
- 彼は、現在K-POP界で高い人気を見せている、日本人アイドルの先駆け的存在である。
- デビュー当時は、韓国のバラエティー番組に積極的に出演し、グループの知名度アップに貢献した。

2012年にCROSS GENEのメンバーとして韓国デビューした、タクヤ (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
韓国アイドル市場がグローバル化され、K-POPグループに外国人メンバーが所属するのは、もはや当たり前になりつつある。
本サイトで行っているアンケート調査『国籍を疑うレベル!? ‘韓国人さながら’の「日本人」K-POPアイドルといえば?』では、なんとか候補者を12名に絞っているが、流ちょうな韓国語を駆使し、K-POP界で大活躍中の日本人メンバーは大勢いる。
代表的なのは、2015年にデビューしたTWICE(トゥワイス)の”ミサモ”こと、ミナ、サナ、モモの3人や、2016年デビューのNCT(エヌシーティー)ユウタなど。彼らは長年第一線で活躍を続けている。
しかし、彼らよりも前にK-POPグループでデビューし、韓国で一目置かれる存在となった日本人アイドルがいた。
2012年に、CROSS GENEとしてデビューした、寺田拓哉(以下、タクヤ)である。
そこでまずは、日本出身K-POPアイドルのパイオニアといっても過言ではない、彼の活躍を振り返りたい。
タクヤは、1992年3月18日生まれの31歳(2023年6月現在)。身長188cmというスタイルを活かし、モデルとしても活動してきた。
韓国進出のきっかけは、当時の日本の所属事務所アミューズが韓国支社を設立し、現地でK-POPグループを作るプロジェクトを進めていることを知ったから。将来への不安を抱えていた彼は、新しい突破口になるのではと興味を持ったという。
そして2012年6月、日本・韓国・中国出身メンバーによる多国籍グループ、CROSS GENEのリーダーとして韓国デビューを果たすことになる。
同期には、B.A.P(ビーエーピー)、EXO(エクソ)、VIXX(ヴィックス)、BTOB(ビートゥービー)などがいるが、CROSS GENEはデビュー後、海外活動も行っていたため、韓国内での基盤をうまく固められなかった。
そこで活躍したのが、タクヤだった。彼はグループの知名度を上げるため、韓国のテレビ番組に積極的に出演。
2014年7月には、JTBCの人気トークバラエティー『アブノーマル会談』の初回放送から、日本代表パネラーとしてレギュラー出演し、顔を広めることに成功。グループで最も有名なメンバーとなり、CROSS GENEの認知度も一段とアップした。
そして韓国と日本、中国での活動が認められた彼は、同年12月、韓流の文化交流や産業などに顕著な活動及び貢献した個人や団体に贈られる『大韓民国韓流大賞』で、栄誉ある“国際交流大賞”を受賞した。

タクヤは、K-POP界で活躍する日本人アイドルの先駆け的存在 (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
バラエティー番組などでの活躍を通じて、韓国のお茶の間で認知されるようになった彼は、2015年にMnetドラマ『The Lover』に出演するなど、活躍の場を広げる。
2018年には、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの聖火リレーにも参加。57番目の走者に選抜された彼は、昌原(チャンウォン)市内を走った。
同年12月、事務所との契約が終了しグループを脱退したが、MBCの人気バラエティー『覆面歌王』で歌声を披露するなど、韓国内での活躍は続く。
そして、現在も韓国の番組から様々なラブコールを受ける彼のインスタグラムには、番組出演時に韓国芸能人たちと撮った写真が多数上がっている。
最近は、HYBE LABELS JAPAN所属のボーイグループ&TEAMの、新メンバー追加オーディション番組『&AUDITION – The Howling -』で日本語吹替を行うなど、日本でも活動中。
今年(2023年)4月には、故郷である茨城県の韓国広報大使に任命され、若い世代の人たちへのPRや、より活発な日韓の文化交流が期待されている。
今、韓国で高い人気を誇る日本人アイドルたちのパイオニア的存在である、タクヤ。
彼は自身のインスタグラムで「僕の故郷、10代を過ごした茨城‥、韓国での活動も10年以上になる今‥、少しでも両国の力になれる存在になりたいという思いを抱いてきたので、とても嬉しく思います」と、日韓の懸け橋となった喜びを伝えている。
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