韓国で熱狂的な人気を得ているK-POP。最近では韓国のチャートだけでなく、アメリカのビルボードチャートにもランクインするようになった。しかし、誰もが名前を知るスターだけでなく、韓国の知名度もそこまで高くないアイドルたちも名を連ねている。かつては母国でのランキングを重視していたアイドルたちは、その目標を世界へとシフトチェンジしているようだ。
K-POPの快進撃が止まらない。
1つの音楽ジャンルであったK-POPは、いまや世界で多く愛されるカルチャーとなった。
それを最も象徴しているのが、BTS(防弾少年団)。
彼らは韓国ではもちろん、海を越えたアジア、そして欧米諸国までをも虜にし、熱狂的なファンを生み出している。

ビルボードの常連となったBTS(防弾少年団)(画像出典:BTSオフィシャルInstagram)
彼らの欧米での人気を証明するのが、アメリカの”ビルボード”だろう。
最近では、BTSの新曲『Butter』が、ビルボード”Hot 100″で5週連続1位に輝いた。
発売後、ランキング初登場1位を飾った『Butter』は、4週連続で1位を獲得。アジア歌手として初の記録を打ち立てた彼らは、続けて5週連続1位も達成し、再び自己記録を更新している。
(関連記事)BTS 米ビルボード’Hot 100’で 「Butter」5週連続1位獲得‥歴代級記録を更新中!
BTSの活躍はもちろん、ほかのK-POPスターたちも負けてはいない。
先月29日(現地時間)に発表したアルバムチャート”ビルボード200″に、BTSをはじめ、TOMORROW X TOGETHER(トゥモローバイトゥギャザー/TXT)、SEVENTEEN(セブンティーン)、TWICE(トゥワイス)など、日本でも高い人気を誇るK-POPスターたちが同時にランクインしている。

TWICE(上)とTXT(下)もビルボードを賑わせた!(画像出典:TWICE公式Twitter、TXT公式サイト)
これ以前の2020年には、MONSTA X(モンスタエックス)の英語アルバム『ALL ABOUT LUV』が、”ビルボード200″で初登場5位に登場した。これをはじめ、”ビルボードアーティスト100″や”ソーシャル50″など、7つのビルボードチャートでトップ10にランクイン。
また、韓国ではまだトップスターの仲間入りをしていないが、次世代ガールズグループとして注目される今月の少女も、ビルボードのメインチャートにランクインするなど、欧米ではK-POPに熱い視線が注がれているようだ。

MONSTA X(上)、今月の少女(下)(画像出典:MONSTA X公式FaceBook、今月の少女公式Twitter)
世界的人気の指針であることから、多大な影響力を持つビルボードチャート。
かつては雲の上の存在あったチャートだが、現在はK-POPアイドルが頻繁に顔を覗かせている。
そこには、BTSのようなワールドスターから、韓国ではそれほどの人気を得られていないアイドルまでもがチャートに上がってきている。
つまり、ビルボードにランクインしているものの、自国のチャートでは賑わいを見せていないというアイドルもいる。だが、韓国の音源チャートよりも遥かに注目力が高いことから、ビルボードの順位がアイドルの評価そのものになってしまったように思える。
これまでアジアでの人気を得るためにしのぎを削ってきたK-POPアイドルたちは、アジアだけでなく全世界を抱え込む勢意を見せている。
それは韓国での活動で伴う窮屈さも手伝っているよう。
例えば、不祥事を起こして活動を休止していたメンバーが復帰する際、韓国での風当たりは強い。しかし世界に目を向けると、「十分反省をしたから」と、彼らを受け入れるファンの姿勢が見られている。
これはもはやお国柄としかいいようがないが、このような受け口があるならば、バッシングされる母国ではなく、世界を舞台に活躍を見せようと思うアイドルも出てくるだろう。
しかし、本当の意味でのワールドスターになるのであれば、母国での人気も持ち、世界でも愛されるというのがベストのような気もする。もはや韓国での人気と成績が”ものを言う”時代は終わった。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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