元アイドル練習生のハン・ソヒ。これまで多くの芸能人を攻撃し、問題発言を繰り返してきたため、日本のK-POPファンの間でもよく知られている名前だ。先月、麻薬検査(尿検査)で陽性判定を受けたハン・ソヒだが、毛髪検査で陰性判定を受け釈放された‥。

これまで数々の問題発言と暴露によって、多くの芸能人たちを攻撃してきたことで、芸能界きってのトラブルメイカーだと言われている元アイドル練習生ハン・ソヒ。

執行猶予期間中に麻薬を投与した容疑で立件されたが、毛髪検査で陰性判定を受けて釈放された。

ハンソヒ

ハン・ソヒ(画像出典:ハン・ソヒ Instagram)

ハン・ソヒは、2016年10月にBIGBANG(ビッグバン)のメンバーT.O.Pと共に、計4回大麻を吸引した容疑(麻薬類管理に関する法律違反)で起訴され、翌年6月に懲役3年・執行猶予4年を言い渡されている。

麻薬使用の容疑で執行猶予を宣告されると、保護観察所から毎月1回以上抜き打ちで麻薬成分の検査を受けることになり、ハン・ソヒは先月7日、法務部傘下の保護観察所が実施した尿検査で、メタンフェタミン(ヒロポン)およびアンフェタミン系の向精神薬の陽性反応が検出され、関連施設に拘禁された。

検察側は、執行猶予の取り消しを裁判所に申し込み、先月29日に非公開尋問が開かれた。当時ハン・ソヒは、「紙コップに尿を入れる過程で、便器の水などで紙コップが汚れた可能性があり、尿検査に誤りがある」と主張したことが分かった。

このような主張によって、毛髪検査が行われ、ハン・ソヒは陰性判定を受けた。これに対し、水原(スウォン)地裁・城南(ソンナム)地方裁判所は8月11日、ハン・ソヒの麻薬投薬が証明出来ないと判断し、執行猶予取り消し申請を棄却した。よって、ハン・ソヒは釈放され、執行猶予の状態も維持されることになった。

麻薬捜査官による反論

ハンソヒ

ハン・ソヒ(画像出典:ハン・ソヒ Instagram)

韓国メディア・MONEY TODAYによると、麻薬捜査を専門分野としている捜査官は、裁判所の決定について「麻薬類犯罪の特性をよく知らずに下したようだ」とし「ハン・ソヒの主張のように、尿検査で誤りが出る可能性はゼロに近い」と指摘したという。

続けて「尿検査で麻薬成分が検出されると、実際の裁判でもほとんど有罪宣告される」とし、他の捜査官も「尿検査で陽性が出ても、毛髪検査で陰性が出る場合もある。それは、尿は最大10日前までの成分が検出されるが、毛髪は体内代謝の過程を経て蓄積されてこそ成分が検出されるので、1~2度の投薬では検出されない」と説明した。

また、捜査関係者たちは、ハン・ソヒの尿検査の結果でメタンフェタミンとアンフェタミンの陽性反応が出たという点にも注目している。

ある関係者は「摂取したメタンフェタミン(ヒロポン)は、大部分が未変化体のまま尿中に排泄されるが、一部は脱メチル化されたアンフェタミンとなって排泄される」とし「アンフェタミン成分まで尿検査から検出されたということは、メタンフェタミンが体内に入り新陳代謝の過程を経たことを指し示す」としている。

このような説明は、ハン・ソヒ側の主張と相反しており、ハン・ソヒ側の主張のとおり、尿検査の過程で便器の水などで紙コップが汚れたとすれば、メタンフェタミンの成分だけ検出されていたはずだという。

ハン・ソヒの釈放を置いて、捜査官の間では「毛髪検査で陰性判定を受けたために釈放するのは理解し難い」と言われている一方で、ネット上でも「理解出来ない決定」「ハン・ソヒの裏でどのような力が動いているのだろうか‥」などの反応が寄せられている。





ご意見を自由にコメントしてください!

記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。

編集部おすすめ記事blank

サイトの広告について

Danmee(ダンミ)は、収益化の一環としてオンライン広告を展開しております。広告の内容(公序良俗を害するもの)や、可読性の低下につながる広告に関するご意見はこちらのフォームをご利用ください。

この記事と関連度が高いトピック

現在読まれています!

最新記事

RECENT TOPICs