新型コロナウイルスが世界的に猛威を奮い、感染拡大を抑えることを理由に日本の国公立学校は3月2日から休校に入ることが発表された。寝耳に水の学校関係者や医療従事者は対応に追われ、また仕事を休めない共働きの家族や一人親家族は、自宅で留守番させなければならなくなった子供たちへの不安を抱えるなど、負のループが止まらない状況だ。

新型コロナウイルスの感染者増加と共に、韓国ではとあるカルト教団に再び注目が集まっている。

“異端”とされている“新天地”

“新天地イエス教”はキリスト教ながら韓国では異端とされている

韓国で感染者が急増した理由のひとつとして、南東部の大邱広域市にある新興宗教団体“新天地イエス教”(以下、新天地)の大邱教会を訪ねていた女性が感染していたからである。彼女が大邱教会の礼拝に参加した後、同教会で10人の感染者が確認され、たった1日で患者数は31人から46人に急増。さらに大邱・慶尚北道地域で51人の感染者が判明、うち28人が新天地大邱教会から出ているのだ。

この宗教団体は韓国のキリスト教団体から、韓国の教会に最も被害を与えている“異端”とされている教団である。しかし、意外にも有名芸能人の中に信者がいると言われていて、その人物の1人、A氏(歌手)は信者ではないが、関係しているテーマが1つあるという。それは幕屋聖殿の教祖がA氏の義理の父だということ。そしてその義理父の名は、ユ某氏。現在韓国でホットワードとなっている新天地の教祖、イ・マンヒの師範なのだ。

教団信者には若年層が多いと言われている

新天地は若年層の教団信者が多いと言われている

そしてもう1人の信者は、過去に自身のSNSに宗教行事のポスターを掲載し、議論となった人気俳優B氏。当時ネットユーザーの間で大きな騒動となったが、本人は沈黙を貫いている。

何かを信仰することは自由であり、誰に咎められることではない。ただ彼らの場合、ほとんどの人が信者であることを隠しているため、今回のような新型コロナウイルス感染拡大という非常事態が発生した場合、彼らの所在地を把握することが難しく、対策に予想以上の時間がかかってしまう。

ひとまず、祈りの集会はやめて、個々で、静かに、自宅で祈りを捧げてほしいものである。