KARA出身の故ク・ハラの遺族が、実母を相手取り相続財産分与の訴訟を起こしていた件で今月1日、初公判が行われた。次回公判には証人として、KARAとして共に活動した知英の実父が出廷することが明らかになり、新たな注目を集めている。

KARA出身の故ク・ハラが昨年11月この世を去って、8カ月目に入ろうとしている。まだまだ彼女の空席に対する哀しみが癒えぬ中、ハラの実兄が実母を相手に相続財産の分割訴訟を起こした件で、7月1日に初の裁判が開かれた。

ク・ハラの実兄であるク・ホイン氏が実母に対して起こした“相続裁判 分割審判請求”の初審問期日は同日午後、光州家庭裁判所で家事2部(ナム・ヘグァン部長判事)の審理で、非公開で行われた。実兄側の弁護人は、「“ク・ハラ法”が制定されていないため、彼女の養育と歌手デビューのために支え続けた父親の貢献分を、主張する形で進めることになるだろう」と、説明した。

遺族やファンは、ハラの居ない哀しみをまだ拭えずにいる。

遺族やファンは、ハラの居ない哀しみをいまだ癒せずにいる‥。(画像出典:ク・ハラ 公式Instagram)

加えて「故人の扶養、もしくは財産の形成及び維持に特別の寄与をした場合に、寄与分が認められる。 また、親が子どもの養育を著しく疎かにした場合は、相続欠格事由になる。そして相続裁判とは別件で、実母側にクさんの生前養育費を追加請求する方針だ。来週にも訴状を受け付ける予定」と述べた。

初公判は実兄と両弁護人のみが出席し、実母は姿を見せなかった。この日の裁判では、両者の主張と立証計画、証人の申請計画などを議論したことが伝えられている。次回公判は8月12日に同場所で非公開にて行われる予定で、本格的な審問はこの時にされるようだ。

これに関連し、スターニュースによると、実母がハラの財産を受け継ぐ資格があるかどうかを証明するため、証人尋問が行われるという。実母側はこの証人採用をやめるよう要請したが、裁判所はこれを拒否し、証人採用を受け入れることを決定した。

実兄が裁判所へ採用を依頼した証人は3人で、いずれもク・ハラと縁のある人物だ。一人は実母が出て行った後、ク・ハラ兄妹を育てた叔母、もう一人は彼女の親友A氏、そして3人目はKARAとして共に活動していた知英の実父だという。

知英は過去に自身のSNSでメッセージと共にハラとの2ショットを掲載。

知英は自身のSNSでメッセージと共にハラとの2ショットを掲載した。(画像出典:知英 公式Instagram)

驚きの名前が出てきた。KARAとして過ごした仲間の実父が立ち上がったのだ。本人との関係はおそらくあまりないと予測されるが、同じアイドルの娘を持つ父親として、アイドルを支える親族の大変さを身に染みて分かっている同志として、申請を受け入れたのではないだろうか。

また、実兄が請願した“ク・ハラ法”は、前年度に一度棄却されたが、新たに民法改正案で発議したことが報じられた。

(関連記事)育児放棄した母親、娘の遺産相続はアリ? ‘ク・ハラ法’事実上棄却の理由

このニュースを見たネットユーザーは
「ク・ハラ法案が通過して、不当な人間に不利益が回らないことを願っています」
「悪い母親がいるものですね、法律可決を祈っています」
「必ずうまくいくよう応援しています」
「きっと天国のハラさんもお兄さんに感謝していますね、ファイティン!」
などと、支援の声が多く上がっている。

ハラが安心して眠りにつけるよう、一刻も早い解決が待たれる。








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