KARA出身の故ク・ハラの実兄が請願していた“ク・ハラ法”が事実上棄却されたことが明らかになった。その理由とは――。

故ク・ハラの実兄が推進していた“ク・ハラ法”は、願い空しく国会通過とはならなかった。

生前、母に会いたがっていた

生前、母親に会いたがっていたのに‥。(画像出典:ク・ハラ Instagram)

“ク・ハラ法”とは、彼女の実兄であるク・ホイン氏が直接投稿した立法請願で、立法請願条件である10万人以上の同意を得て発議されたもの。

国会法制司法委員会は今月19日、法案審査第1小委員会を開き上程された民法改正案5件の“継続審査”の決定を下した。会に出席した委員たちの間で、相続制度全般に対して「検討が必要な事案だ」という結論に達したという。

またこの審査が大韓民国第20代国会の最後の会だったため、法案は自動廃棄となる。

今回の改定案に含まれていた“ク・ハラ法”は、今年4月にも民法改定請願リストに挙がったが、審査には至らなかった。

“継続審査”という結論が出た理由について、「“ク・ハラ法”が推進されるためには、継承制度全般の研究が必要だという意見がまとまったため」だという。

画像出典:ク・ハラ Instagram

(画像出典:ク・ハラ Instagram)

この改定案の肝は、彼女の実母が育児放棄したにもかかわらず、故人の遺産を相続する権利があることに対してこれを不当とし「相続を阻止できる立法措置を断行する」という点である。直系尊属や直系卑属であっても、扶養義務を著しく怠った場合は“相続欠格事由”に追加するというものだ。

しかし法制司法委員会の壁は高く、残念ながら先に進むことはできなかった。

ク・ホイン氏は今年2月に実母を相手取り、相続財産分割審判請求の訴訟を提起、今年7月に初裁判が行われる。実兄は「妹ク・ハラの実母は妹が9歳の時に家を出ている。妹の財産を望む資格などない」と憤った。

ク氏の代理人も「ク氏はク・ハラさんが生きている間に何の役割も果たさなかった実母の無理な要求に大きな衝撃を受けたため、訴訟に踏み切った」と話し、「モラルと普遍的正義の観点から、自らの相続分を主張するのではなく、娘に対する深い哀悼の意を表し、相続分を放棄することが望ましい」と加えた。

もう一度笑顔が見たい

もう一度ハラの笑顔が見たかった。(画像出典:ク・ハラ Instagram)



韓国ドラマに出てくるような展開である。ク・ハラの実母にとって娘とは、子供とはどういう存在だったのだろうか? もちろん、産んだからといって絶対の愛があるとは限らないし、なければいけないものでもない。

だとしたら、だ。愛や情がないなりに、一生姿を見せないのが道理ではないだろうか。待ってましたとばかりに姿を現すなんて、まるで彼女がお金製造機みたいではないか。

実兄の無念はいかばかりか。法改定案が叶わないのなら、せめてまっとうな結論がなされることを請願したい。