今月23日、国立科学捜査研究院から「歌手で俳優のパク・ユチョンから薬物の陽性反応が出た」という結果を受け、24日に所属事務所C-JeSエンターテインメントがパク・ユチョン(ハングル 박유천)と契約解約を知らせた中で、パク・ユチョンの弟であるパク・ユファン(ハングル 박유환)がSNSで心境を伝えた。
パク・ユチョン(左)・パク・ユファン(右)（写真提供：©スポーツ韓国）
パク・ユファンは24日、自身のTwitch(ツイッチ = Amazon.comが提供するライブストリーミング配信プラットフォーム)にてライブ配信を行った。
普段はBGMを流しながら和やかな雰囲気の中で配信が行われているのだが、この日パク・ユファンは「(BGMは)わざわざ切りました」と、静かな雰囲気の中で進められた。
パク・ユファンは、兄のパク・ユチョンや家族に向けたファンからのメッセージを一つ一つかみしめるように見つめ、「この配信にはジャーナリストの方々もいて、良く見てくれない事も知っています。少し怖いけれど、でも配信します」と言葉を選びながら慎重に語った。
Twitchで心境を配信するユファン（写真提供：©スポーツ韓国 画像出典：Twitch キャプチャー）
パク・ユファンは「ツイッターとインスタを見て、ただ有難うと伝えたくて今日は配信しました」とし「皆が上げてくれているハッシュタグや、自身のツイートに付いているコメントも見ていて、兄にも見せています」と語り、「#AlwaysbesideofYU」というパク・ユチョンを応援するハッシュタグを見ている事を伝えた。
パク・ユファンは英語と日本語、韓国語を交えながら「大丈夫」「泣かないでね」「強くいてね」と何度も繰り返して伝えた。
またパク・ユファンは「僕は大丈夫、母も兄も大丈夫」とし「僕も兄も前向きな姿勢でいるよ。状況が改善することを固く信じています。ギブアップはしないよ」と、ファンに対して力をくれて有難うという感謝の気持ちを伝えてファンたちを慰労した。
一方この日の報道は、日本国内でも衝撃が走り、「ユチョン」「芸能界引退」の文字がツイッターでトレンド入りする反響を見せた。
ユチョン関連がトレンドに…（画像出典：Twitter キャプチャー）
薬物陽性反応の報道以後、パク・ユチョンはまだ口を開いていない。
明日(26日)に開かれる拘束令状審査のフォトラインで大衆の前に立つと予想されるが、今月10日に行われた記者会見を見守っていた世間に対して、立場を明らかにすることができる千載一遇(せんざいいちぐう)の機会になるだろう。
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