歌手IU(アイユー)の「憂鬱時計」の作詞・作曲に参加したSHINeeのジョンヒョン。彼の歌声がガイドバージョンとしてサプライズ公開された。久しぶりに耳にするジョンヒョンの歌声はファンたちにとってかけがえないプレゼントとなった。

グループSHINeeのメンバー故ジョンヒョン(本名 キム・ジョンヒョン / ハングル 김종현)の声が録音された、IU(アイユー)の「憂鬱時計」のガイドバージョンが公開された。

16日、作曲チームWe Freaky(위프리키)のオ・ジュンヒョク氏がインスタグラムに「憂鬱時計を初めて作る時、僕は空気が読めなくて..今は僕も憂鬱だね」という文章と共に音声ファイルを投稿した。

SHINee シャイニー ジョンヒョン

故ジョンヒョンの歌声をサプライズ公開(画像出典:We Freaky Instagram)

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We FreakyはSHINeeのジョンヒョンと、彼の友達ソ・ジン、オ・ジュンヒョクが共にした作曲チームの名前だ。

公開された音声ファイルには、SHINeeのジョンヒョンが歌った「憂鬱時計」のガイドバージョンが流れた。

IUの3集アルバム「Modern Times」に収録されている「憂鬱時計」はジョンヒョンが作詞・作曲した曲で、当時ジョンヒョンはフィーチャリングにも参加し話題となった。

憂鬱時計 IU アルバム

「憂鬱時計」が収録されているIUの3集アルバム「Modern Times」(写真提供:©スポーツ韓国)

この日公開された音声は、IUのアルバムがリリースされる前の2012年~2013年頃に録音されたものと見られ、ガイドバージョンなので完成された曲とは少し違う雰囲気が漂っている。

過去にある媒体とのインタビューでジョンヒョンは、この曲について「 「憂鬱時計」は2~3時間で作った歌で、眠れなくて憂鬱な気持ちになったその日の出来事を日記を書くような感じで書きました」と伝えたことがある。

さらに歌詞の中に「憂鬱」という言葉が20回以上登場することについて「聞く人が憂鬱になるような歌ではなく、憂鬱な気分を解こうという気持ちで書いた曲です」と作詞の意味を説明。

また、「元々僕が歌おうと思って作った曲です。IUとは普段から音楽の話をしている仲で、どのように編曲にしたら良いか相談しようとこの曲を送りました。すると次の日IUから“私にこの曲を売って欲しい”と連絡が来て、IUの元に渡りました」と「憂鬱時計」に対する秘話を語ったことがある。

SHINee シャイニー ジョンヒョン

歌とダンスはもちろん、作詞・作曲も手掛けるなど才能が溢れていたジョンヒョン(画像出典:ジョンヒョン Twitter)

一方、2008年にSHINeeとしてデビューしたジョンヒョンは、優れた歌唱力とダンスの実力を始め、作詞と作曲にも頭角を現わし、多才なアーティストとして認められたが、2017年12月18日に27歳という若さでこの世を去った。

今回サプライズで公開されたジョンヒョンの暖かな音声は、ファンたちにとってかけがえのないプレゼントとなり、大きな癒しになったとみられる。

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