IZ*ONEの活動期限が半年後に迫っている。韓国メディアの報道によると、CJ ENMは、IZ*ONEメンバーの所属事務所関係者と水面下で会合し、延長の可能性について話し合っているようだが‥。
「IZ*ONE(アイズワン)――期限付きの日韓共同アイドルグループ」
IZ*ONEを簡単に定義するとこうだ。
だが、短時間でK-POPを代表するトップガールズグループへと成長を遂げたIZ*ONEが持つ象徴性と価値は、シンプルに定義できない。
昨今、何かと気になる日韓の問題をものともせず、両国の架橋という役割をしっかり果たしているとともに、多数のヒット曲を飛ばした実力は、様々な分野から高い評価を受けている。
新型コロナウイルスの世界的な流行により、彼女たちの姿をここ日本で見ることができず我慢を強いられているが、それより悲しいのは、冒頭の”定義”にあるように”期限付き”という事実だ。
そう、IZ*ONEという名の下で、12人のアイドル活動ができるのは、2021年4月までである。
CN ENMとIZ*ONEの”愛憎の時間”
韓国メディア・日刊スポーツは、IZ*ONEの活動延長についてこう報じている(2020年11月11日)。
「先月CJ ENMは、IZ*ONEメンバーの所属事務所(関係者)と密かに会い、延長の可能性について話し合った。おそらく、今後の活動について打診し続けると見られる。何より、メンバーの意見が重要であるため、ニューアルバムの活動を終えた後に、本格的な議論に乗り出す見通しだ。現在としては、IZ*ONEのカムバック活動を最優先するという立場である」
CJ ENMとは、自社のケーブルテレビチャンネル『Mnet』を通じて、人気オーディション番組『PRODUCEシリーズ』を手掛けた会社であり、IZ*ONEのマネジメント*を担当している。
*正式には、CJ ENMが設立した子会社『オフ・ザ・レコードエンターテインメント』が、マネジメント全般を担っている。
日刊スポーツの報道が正しいものであれば、CJ ENMはIZ*ONEの活動期間延長を望んでおり、各事務所へ積極的に”話”を持ち掛けているようだ。
CJ ENM側にとって、IZ*ONEというグループは、”良い記憶”より”悪夢のような記憶”の方が、はるかに多いはず。何故なら、自らの過ちにより勃発した”PRODUCEシリーズ 投票結果操作事件”で、韓国だけでなく全世界のK-POPファンから糾弾されたのだから。
IZ*ONEと、既に解散してしまったX1(エックスワン)は活動休止となり、同番組関係者が”犯行”を認めるという一連の流れは、CJ ENMにとってまさに”恥辱の時間”だった。結局CJ ENMは過ちを認め、昨年12年30日に謝罪した。
CJ ENMは、なぜIZ*ONEに強いこだわりを持つのか
ではなぜ、CJ ENM側が、こんなにもIZ*ONEに積極的なのだろうか? その理由とは?
企業イメージの”洗浄”のためにも、IZ*ONEをファンの”美しい記憶”とともに終わらせたほうがいいのではないか‥と大衆が思って当然だ。
だが、その理由はまさに”収益性”だろう。
去る6月、IZ*ONEが発表した3rdミニアルバム『Oneiric Diary(幻想日記)』は、50万枚を売り上げる大ヒットを生み出すと共に、音源ダウンロードチャートでも1位を記録した。音楽番組でも1位は”確実”とされる。それほどまでに、彼女たちは強固なファンダム(熱狂的ファンによって形成された世界)を持っている。
前出の日刊スポーツは、音源とアルバムからの収益を”二兎”と例え、「CJ ENMの立場では、音源とアルバムという”二兎”を捕えたIZ*ONEを、このまま解散させることは残念な状況だ」と記す。
それに加え、日本でも高い人気を誇り、K-POPガールズグループとしては、TWICEのライバルに挙げられる存在にまで成長したのだ。世界音楽市場世界2位のマーケットを持つ日本で、これだけの知名度を持つK-POPグループを是が非でも解散させるわけにはいかないのだ。
もう1つ、新型コロナウイルスの世界的な流行により、中止となったイベントやコンサートを行わずに、活動を終わらせるのも”筋”ではないと思っているようだ。
IZ*ONEメンバー個々にとっても、グループ解散後の活動を考えれば、名残惜しい”終わり方”より、次に生かせるようなインパクトのあるフィナーレが必要だろう。
***
「IZ*ONE(アイズワン)――”期限付き”の日韓共同アイドルグループ」
冒頭の定義に”期限付き”を強調させるだけで、さらに寂しさが増す。
しかし、これは否定できない事実である。活動延長をめぐり、CJ ENM側と各事務所の話し合いが上手く進んだとしても、”延長”に過ぎない。
残念ながら、延長には必ず終わりがくる。それでも、際の際までIZ*ONEの活動延長は、ずっと議論されそうだ。
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