- ENHYPENの所属する系列会社BELIFT LABをHYBEが、1500億ウォンで買収する。
- ビジネス専門の韓国オンラインメディアDealsiteはこの背景について、ENHYPENの成長と収益性を挙げている。
- 彼らの活躍によりBELIFT LABの企業価値は約41倍に上がったという。
韓国の大手芸能事務所HYBEが、ENHYPEN(エンハイプン)の所属する系列会社BELIFT LABに1500億ウォンを投資し、買収に踏み切った。
今後BELIFT LABは、HYBEの完全子会社に編入し、本社とのさらなる事業的な相乗効果が期待されている。
HYBEではBTS(防弾少年団)をはじめとし、TOMORROW X TOGETHERやSEVENTEEN(セブンティーン)、LE SSERAFIM(ルセラフィム)、NewJeans(ニュージーンズ)など、K-POP界を代表する数々のアーティストが活躍中だ。
しかし、一括りに全てのアーティストがHYBEに所属しているのではなく、HYBE傘下の子会社や系列会社にそれぞれが所属している形となっている。
ENHYPENもHYBE所属のイメージが強いが、彼らの所属会社は2018年9月にHYBEと、エンターテインメント企業のCJ ENMが総額70億ウォンを出資して設立した、合弁会社のBELIFT LAB。
8月11日、金融監督院電子公示システムによると、HYBEは8月10日に関連会社であるBELIFT LABの株式74万2200株(52.5%)を、CJ ENMなどから1500億ウォンで全て買い入れることを明らかにしたという。
HYBEは現在、BELIFT LABの47.5%に当たる株を保有しており、今回の取引で株の持分率を100%にする予定であると伝えられた。
そのため、総株主の議決権の過半数をHYBEに有されたBELIFT LABは、HYBEの関係会社から完全子会社となり、ENHYPENは実質、HYBEが直接手をかけるアーティストとなる。
今後のENHYPENの活躍にも注目が寄せられているが、HYBEはどうしてこのタイミングで1500億ウォンをかけた買収を行うのだろうか。
ビジネス専門の韓国オンラインメディアDealsite(https://dealsite.co.kr/)では、HYBEがBELIFT LABの買収という大きな賭けに乗り出した背景について、ENHYPENの成長と収益性を挙げている。
ENHYPENは、BTSを手がけたパン・シヒョクのプロデュースにより、2020年11月にデビュー。1stミニアルバム『BORDER : DAY ONE』をリリースし、初動販売量は28万枚を記録した。
その後、2022年下半期には韓国に加え、米国、日本、タイなど海外でもコンサートを開催し、ファンダムをグローバルに展開。彼らの努力が人気を呼び、5月に発売された4thミニアルバム『DARK BLOOD』の初動販売量は132万枚を達成した。
年々大きな利益を生み出しているBELIFT LABであるが、ENHYPENのデビュー前の累積売上はわずか100万ウォン(約10万円)だったという。
しかし、2022年にはアルバム販売で327億ウォン、コンサート収益などを含めたコンテンツでは223億ウォンを売り上げ、昨年の総売上は599億ウォンと目まぐるしい成長を見せている。
ENHYPENの活躍により、BELIFT LABの設立からの累積売上高は1148億ウォンを突破。さらに今年の下半期には現在開催中のワールドツアー『ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE』のコンサート収益も反映され、2023年はさらなる売上増加が見込まれているという。
BELIFT LABの立ち上げ当時、HYBEは34億ウォン、CJ ENMが36億ウォンの資本金を払い、設立した。今回の買い入れ価格から逆算すれば、現在のBELIFT LABの企業価値は2858億ウォン。
設立5年目にして会社の企業価値が、約41倍に増えた計算となることからも、ENHYPENの凄まじい成長と人気ぶりが伝わってくる。
韓国のエンターテイメント業界の関係者は、BELIFT LABの売上高と収益は、中堅規模の芸能事務所よりも優れており、グローバル人気も高く、会社の企業価値が大幅に高まったと語っている。
さらにベンチャー投資業界の関係者は、ENHYPENの2年半の功績を踏まえ、「今後より多くの収益を創出するものと見込まれる」とさらなる彼らの活躍に期待を見せた。
HYBEがBELIFT LABを買い入れようとする状況は、見方によってはアーティストとして大きく成長したENHYPENを、HYBEが直接手をかけようという意思表明のようにも読み取れる。
HYBEの支えにより、ENHYPENがどのような飛躍を見せるのか、今後の活動にも関心が集まっている。
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