- K-POPガールズグループ史上初、米ビルボード『Hot100』で歴代最長チャートイン記録を打ち立てたFIFTY FIFTY。
- 所属事務所は「外部勢力が強奪を試みた」と疑惑を提起した。
- 韓国国内の世論はFIFTY FIFTYメンバーに対して冷ややかな反応を見せている。一体なぜ?

「10年1度の奇跡!」FIFTY FIFTY(画像出典:ATTRAKT)
「BLACKPINKの記録を脅かす新人ガールズグループが登場?」
5月、本サイトが掲載した記事のタイトルである。
その新人アイドルグループとは、FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)。
4人組グループのFIFTY FIFTYは、ATTRAKTに所属しており、2022年11月18日に1st EP『THE FIFTY』でデビューを果たした。
米ビルボードなど、欧米のチャートで猛威を振るい、K-POPガールズグループ史上初、米ビルボード『Hot100』で歴代最長チャートイン記録を打ち立てた。
所属事務所のATTRAKTが新生の中小事務所であるため、その実績は「中小アイドルの奇跡」と大いに称えられた。
しかし6月23日、K-POPファンを微笑ませた奇跡の物語は、K-POP史に残る“泥沼劇”に変わってしまった。
その理由は、所属事務所が提起した“外部勢力による強奪疑惑”にある。
所属事務所のATTRAKTによると、大手外資系レコード会社であるワーナーミュージック・コリアがFIFTY FIFTYの買収に乗り出したようで、それに協力したのがThe Giversというのだ。
The Giversとは、ATTRAKTにとっては外注企業。主に音楽プロデュースを担当しているが、その他に海外プロモーションも担当し、FIFTY FIFTYブームに大きく貢献したとされる。
いわば、FIFTY FIFTYにとってATTRAKTは“生みの親”、The Giversは“育ての親”になるわけだ。
そんなThe Giversがワーナーミュージック・コリアに買収の件を持ち掛けたのが、韓国メディアに報じられている“強奪疑惑”の焦点になる。
一方、The Giversは6月29日、「買収の件に介入した事はない」と疑惑を否定。さらにATTRAKTに対する法的措置を予告した。
ここで問題となるのは、FIFTY FIFTYメンバーの対応である。
The Giversの立場表明の前日(6月28日)、FIFTY FIFTYのメンバー4人(キナ、セナ、シオ、アラン)は“生みの親”ATTRAKTに対して、専属契約効力停止仮処分を裁判所に申請したのである。
申請の理由についてメンバーは、「不透明な清算問題」「健康状態の悪化により活動が難しいにもかかわらず、強行を要求」などにより、これ以上信頼関係を築き上げる事が不可能であるためと述べている。

6月28日 FIFTY FIFTYが所属事務所に対して専属契約効力停止仮処分を裁判所に申請した(画像出典:ATTRAKT)
しかし、この理由について韓国国内の世論は冷ややかな反応を見せている。
なぜなら、約2カ月に及ぶ活動中断が、ATTRAKTと別れるための布石だったと見ているためだ。
当初、活動を中断した理由は、メンバーアランの病気(胆嚢炎)だったが、他の3人も活動に消極的な姿勢を見せていた。
その理由について、韓国芸能界に詳しいイ・ジンホ氏はこう語る。
「標準契約書には、損害賠償支給に関する規定が記されている。活動期間中に売上が高ければ高いほど、損害賠償額は大きくなる。」
すなわち、ATTRAKTとの紛争を想定し、売上を上げないために、芸能活動に消極的に臨んだとの理屈になる。
これが事実であれば、FIFTY FIFTYは「仕事をサボった」、ひいては「生みの親を裏切ったアイドル」と批判に直面せざるを得ない。
もちろん、堅実なレコード会社の支援の下、信頼できるパートナー(The Givers)とさらなる成功を目指したいという“夢”を無視してはならないが・・。
FIFTY FIFTYが逃した仕事を見てみると、
・ハリウッド映画『バービー』OST&MV参加
・大物スポーツスターとテレビCMで共演
・グロバルテクノロジー企業のCM
・人気バラエティー番組出演
・ロサンゼルスで開かれるK-POPコンサート参加
と、昨年デビューしたアイドルグループと思えないほど、ビッグなものばかり。
ATTRAKTが提起した疑惑の真相は依然として不明のままだ。しかし、韓国国内では「史上最悪の愚かなアイドル」「K-POP史に残る裏切りアイドル」と、FIFTY FIFTYに対する苦言が圧倒的に多くなっている。
編集部おすすめ記事
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
今週末(5月23日~)日本のテレビで放送「激動の時代」を描いた韓国映画4選
-
三作三色!来週(5月26日~) 放送終了「極上ロマンス」韓国ドラマ3選&見逃しVOD
-
6月はBSが熱い!ジャンル別に楽しむ韓国ドラマ9本を先取りチェック
-
「鬼宮」が初の2桁突破!25年5月第3週 最新韓国ドラマ視聴率ランキング1位~12位
-
春の主役はTWICE ミナ!「25年4月版 K-POP女性アイドル人気決定戦」の1位に輝く
-
チョン・ギョンホ主演のMBCドラマ「労務士のノ・ムジン」、5月30日放送スタート
-
2時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
クォン・ユルが結婚発表!「一生をともにしたい人と」今月24日に非公開挙式へ
-
2時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
スンロク役に抜擢!”2001年生まれ” キム・ジェウォン「ユミの細胞たち3」でキム・ゴウンと共演
-
2時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
ジェジュン、新EPアルバム「Beauty in Chaos」カムバック記者懇談会に出席!(PHOTO9枚)
-
3時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
RIIZE、1stフルアルバム「ODYSSEY」カムバックショーケースに出席!(PHOTO20枚)
-
キム・ジェジュン、ロックの本能全開!新EP「Beauty in Chaos」で大胆変身
-
BTS ジン×シン・セギョン、切なくも静かな感情の波──無言の名演が胸を打つ
-
イ・ミンジョンら、KBSバラエティ「行く情来る情イ・ミンジョン」の制作発表会に出席!(PHOTO5枚)
-
CSチャンネルで“あの瞬間”が蘇る!25年6月 日本初放送のK-POP&俳優公演・番組まとめ
-
チョン・ジュンウォン「KARL LAGERFELD」のポップアップストアオープン記念イベントに出席!(PHOTO3枚)
-
izna「KARL LAGERFELD」のポップアップストアオープン記念イベントに出席!(PHOTO14枚)
-
【Netflix】視聴するなら今のうちに!6月早々に配信終了する韓国ドラマ4作
-
ナムグン・ミン、チュ・ヨンウ、そして“あの大作”も!6月本国放送・配信スタートの韓国ドラマ9選
-
【ABEMA新入荷】クラシックからグローバル旋風の話題作まで!韓国ドラマ「無料ラインナップ」5選
-
「料理ドラマは成功が難しい」ジンクスを乗り越えられるか‥新作韓ドラ「隠し味にはロマンス」
-
欲張りなあなたにおすすめ!来週(5月19日~) 日本のテレビで放送開始「ロマンス×時代劇」韓ドラ5選
-
パク・ソンフン、ハン・ジミンと恋の駆け引き!JTBC新ドラマでラブコメ共演
-
梅雨を吹き飛ばす胸キュン名作が勢ぞろい!6月CS放送開始 日本高評価「ロマンス」韓ドラ5選
-
aespa、8カ月ぶりの新作準備中!6月カムバックを公式発表
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。