2022年2月、北京冬季オリンピック真っ只中の現在、選手たちは4年間の集大成を飾るべく連日熱戦を繰り広げている。そしてさかのぼること2018年、4年前の冬季オリンピックの舞台は韓国の平昌(ピョンチャン)だった。そこで今、ネット上ではEXOの活躍について、ちょっとした盛り上がりを見せている。

2022年2月現在、中国の北京で冬季オリンピックが開幕する中で、EXOファンの間では2018年に彼らが披露した閉会式でのスペシャルなステージについて、ネット上で盛り上がりを見せている。

EXOの公式Instagramに当時投稿された

EXOの公式Instagramに当時投稿された1枚。(画像出典:EXO 公式Instagram)

これに先立ち、オリンピックの公式ツイッターが2月3日、メンバースホが五輪マークのサングラスをかけているループ動画と共に「オリンピックモード:作動」と投稿。

ファンはすぐさまこれに反応し、喜びのコメントとともに拡散させた。

https://twitter.com/Olympics/status/1489059910851641351?s=20&t=rALBOgJquFYUhAUz9gQ27w

平昌冬季オリンピック閉会式に時を戻そう。

当日、まずはEXOのメインダンサーを務めるカイが伝統衣装に身を包んで登場し、韓国の打楽器であるケンガリに合わせて芸術的なダンスを披露。しなやかさとダイナミックさで大きな会場を魅了しただけでなく、画面の向こうにいる世界中の耳目を集めた。

その後、メンバーがフォーマルな白ジャケットにブラックパンツという出で立ちで、バギーに乗って登場。カイも素早く同じ衣装に着替えて合流すると、自分たちの乗って来たバギーの光に照らされながら、8人でパフォーマンスを展開した。

Embed from Getty Images

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この時EXOは、2013年に発表した楽曲『ウルロン(Growl)』と、2017年9月にリリースされた『Power』を披露。これまでファンは、何度もこの2曲のステージを目にしてきており、見慣れたパフォーマンスであるはずだったが、世界三大スポーツの一つである大舞台で、世界へ向けて発信されているこの光景に、とても誇らしい気持ちになったと口々にしていた。

日本では放映された際、EXOの紹介がなぜか「EXOは8人グループであり、『ウルロン(Growl)』でデビュー」と、何一つ合っていない情報がアナウンスされ非難轟轟というおまけも付いたのだが‥。

4年を経た今、平昌以来の冬季オリンピックを目にしたことをきっかけに、あの日の感動がフラッシュバックし、ファンはその思いをネット上で共有しているようだ。

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韓国は2000年代に入り、K-POPをはじめとするエンタメコンテンツの育成を国策として、これを全面的に支援。

平昌オリンピックでは、チャン・グンソク、miss A出身のスジ、パク・ボゴムなどが聖火ランナーとして街を走り、当時入隊中だった俳優のチ・チャンウクが広報動画にサプライズで登場するなど、開幕前から花を添え、閉会式にはEXOの他に、元2NE1(トゥエニィワン)のCLが出演するなど、国を挙げて育てたエンターテインメントを、オリンピックで大いに活用。賛否はあったが、世界に引けを取らないカルチャーとなった今、これは成功だったと言えるのではないだろうか。

ともあれ、あの日あの時間、オリンピック閉会式の主役は、まさにEXOだったと言っても過言ではない、ファンの間では”伝説的ステージ”が披露された瞬間だった。

EXOが閉会式でパフォーマンス(動画出典:YouTube Olympics)


EXO

EXO(エクソ / ハングル 엑소)は、SMエンターテインメント所属の男性アイドルグループ。 韓国人が8人、中国人が4人の計12人で構成され、2012年4月8日に韓国と中国でデビューした。その後、中国人メンバー3人が相次いで脱退し、現在は9人体制となっている。

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