- 韓国で活動するアイドルとはいえ、世界での売り上げ数が母国を上回るのが現状。
- 日本でのCD売り上げ数は世界の35％を占めているほど影響大。
- “CDが売れない時代”に396億円を売り出したK-POPアイドルとは。
韓国でデビューを果たし母国をメインに活動しているK-POPアイドルですが、海外での売上実績の方が高いのが実態だそう。
売り上げが衰退しつつあるCD。(画像出典：Pexel)
IFPI(国際レコード産業連盟)によれば、日本での売り上げは世界の音楽市場での売上35％を占めており、売り上げに対して大きな影響を与えている国のひとつです。
今回はそんな日本で売り上げの記録を作ったK-POPアイドルについて紹介します。
“日本の若い人はCDを買わなくなった”といわれる今の時代。
その理由は、音楽アプリやサブスクリプションが普及したからと考えられています。
そんな”CDが売れない時代”と言われる今、2018年～2021年の間で総額約396億円の売り上げ数を叩き出したK-POPアイドルがいるのはご存じですか?
(ヒントはあの世界的ボーイズグループです!)
正解は・・BTS(防弾少年団)！
日本で最も高い音楽ソフトウェア売り上げ金額を記録したBTS。(画像出典：BTS 公式Instagram)
BTSは、2018年に52.7億円、2019年に51.9億円、2021年に184.8億円、2022年に107.4億の売り上げを叩き出しました。
凄まじい記録を叩き出している中で最も売れたアルバムは、2021年6月に発売した『BTS,THE BEST』で、なんと・・合計992,837枚のアルバムを売り出したそうです！
この記録は、54年間のオリコンの集計で、海外グループが年間1位となったのは、2021年のBTSが史上初だと言います(海外アーティストは、1987年マイケルジャクソンが初)。
※2022年現在、オリコン年間売上高ランキングのTOP15をもとに統計したものです。グッズなどの売り上げは含まれていません。
合計234.9億円の売り上げ記録を残している東方神起。(画像出典：東方神起 公式Instagram)
BTS以外には、東方神起が2009年に69.0億円、2010年に94.3億円、2013年に34.7億、2014年に36.9億を売り上げ、合計234.9億円。
K-POP女性アイドルでは、KARAが2011年に49.3億円。少女時代が2011年に40.5億円、2012年に43.3億円の記録を残しています。
デジタルの普及で”CDが売れない時代”といわれるなか、年々加速していくK-POPアイドルの売り上げ記録。
今後、BTSの記録を更新するK-POPアイドルは現れるのでしょうか。
そして、この先K-POPアイドルが日本の音楽チャートにどれほど影響を与えていくのか・・という点が今後の見どころとなりそうです。
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