BTS(防弾少年団)のVが、韓国男性セレブ初のインスタグラム4900万フォロワー突破、という新記録を打ち立てた。

2021年12月に個人アカウントを開設以降、Vは毎月確実にフォロワーを増やし、強大なブランドパワーを誇示している。

Vのフォロワーは、もはや毎分、毎秒増えていると言っても過言ではないようだ。今も世界のどこかでVのファンが誕生している。

そこで今回は、Vのファン入門編として「Vの抑えるべきトリビア」をピックアップしてご紹介！

「Vのことなら何でも知ってるよ！」という方も、改めてVの魅力を思い返してみてはいかがだろう。

正式な発音は「ブイ」ではなく「ヴィ」

芸名が「V」に決定当初、本人を含めメンバーはみんな「ブイ」と呼んでいたが、BTS生みの親であるパン・シヒョク議長は「ヴィ」と短く呼んだ。

するとその呼び方が素敵だったため、「ヴィ」の発音で行くことにしたという。当時、芸名候補には「V」の他に、「レックス」や「シス」もあったそうだ。

ちなみに、2021年に放送されたTBC、Weverse(ウィバース)リアリティー番組『IN THE SOOP BTS編 シーズン2』では、本名テヒョンの候補には「ドウ」があったことを明かしている。

教科書に載った初のアイドル歌手

画像出典：韓国オンラインコミュニティー

2019年、韓国の小学5～6年生の教科書に、Vの写真が掲載された。

写真は、様々な職業を紹介するページの中で、”歌手”の説明部分で使用されている。

以前、BTSのグループ写真が教科書に掲載されたこともあったようだが、歌手として使用されたのはアイドルでVが初めてだそうだ。

ちなみに、改定前の教科書には、『江南スタイル』で知られる歌手のPSY(サイ)の写真が掲載されていた。

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中学時代はサックスに夢中

中学生の頃に3年間ほどサックスを学び、大会で金賞を獲ったこともある程の腕前だったそうだ。

2017年に出演したバラエティー番組『アイドル STAR SHOW 360』では、約6年振りに腕前を披露。Vのかっこいい(？)姿は、笑いを誘った。

本人曰く「歌手にならなかったら、おそらくサックス奏者になっていた」と言うほど愛情があったようだが、芸術高校の音楽科を受験するも不合格。その後ダンスに集中するためにダンス教室に通い始め、サックスはやめてしまったという。

ちなみに、昨年(2021年)練習に励んでいたトランペットは、今は家でオブジェになっているようだ。

ジョングクが羨ましくておねだり

ウガファミリーから贈られたコーヒーカーと記念ショット (画像出典：BTS公式Twitter)

2019年6月にBTSがソウルでファンミーティングを行なった際、Vとプライベートで親交の深い”*ウガファミリー”から、コーヒーカーの差し入れが届いた。

*ウガファミリー：V、俳優パク・ソジュン、プロデューサー兼シンガーソングライターのPeakboy(ピークボーイ)、俳優チェ・ウシク、ZE:Aのメンバーで俳優のパク・ヒョンシクの5人からなる仲良しグループ

Vは喜びのツイートをするが、実はこのコーヒーカーは、Vが自らおねだりして差し入れしてもらったものだった。

その理由は、1週間前の釜山でのファンミーティングで、ジョングクが、友人の俳優ヨ・ジングからコーヒーカーを差し入れしてもらったことが羨ましかったから、とのこと。Vらしい微笑ましいエピソードだ。

ちなみに、去る8月7日、ジョングクはヨ・ジングの誕生日の前祝いもかねて、撮影現場にコーヒーカーを贈っている。もしかしたら、Vも真似をして、パク・ソジュンの撮影現場に差し入れをするかも!?

BTSとARMYの”愛言葉”「ボラヘ」

「보라해(ボラへ)」は、Vが誕生させた言葉ということは有名な話だが、誕生のきっかけは、2016年11月に行われたBTSのファンミーティングだ。

ARMY(アーミー：BTSファン名称)が、ペンライトに紫色のビニールなどをかぶせて、客席中をきれいな紫色(韓国語でボラセク)に染めた。その光景を見たことがきっかけとなっている。

この「ボラヘ」には、「虹の最後の色である紫のように、相手を信じて、お互いに末永く愛し合おう」という深い意味が込められており、日本では「ムラサキするよ」、英語圏では「I purple you」と訳され、BTSとARMYの”愛言葉”のようになっている。

紫色も、BTSを象徴する色になり、BTSがコンサートなどで訪れる街は、至るところが紫色に彩られる。

ちなみに、次に紫色に変わった景色を見られるのはいつになるだろうか。今はその日を楽しみに待ちながら、ファン活動を楽しもう！

2016年に開催した『BTS 3RD MUSTER：ARMY.ZIP+』 (画像出典：BTS 公式Facebook)

(構成：酒井知亜)

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