8月14日、少女時代の約5年振りのカムバックタイトル曲『Forever 1』のミュージックビデオを演出したシン・ヒウォン監督が、自身のインスタグラムで「承諾を得ずデザインを借用してしまい、恥ずかしく申し訳ない」と、デザイン盗用を認めて謝罪した。これにファンは「5年ぶりのカムバックに水を差した」「デビュー15周年というお祭りを台無しにした」と激怒している。

少女時代(SNSD)の新曲、『Forever 1』のミュージックビデオを演出したシン・ヒウォン監督が、デザイン盗用を認めて謝罪した。

5年ぶりのカムバックを果たした少女時代

5年ぶりのカムバックを果たした少女時代(写真提供:©TOPSTAR NEWS)

8月14日、シン監督は自身のインスタグラムに「演出の依頼を受け、企画段階から関与していたが、承諾を得ずにデザインを借用してしまい、恥ずかしくて申し訳ない」と心境を告白。

『Forever 1』のミュージックビデオについては、7月5日の公開直後から「セットの一部が、東京ディズニーランドの15周年記念のロゴと酷似している」と指摘され、議論が起こっていた。

"盗用問題"について心境を公開したシン監督

“盗用問題”について心境を公開したシン監督(写真提供:©TOPSTAR NEWS 出典:インスタグラム、少女時代公式Youtube)

これについてシン監督は「少女時代とSMエンターテインメントに迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪し、受託側の過ちである事を強調。

また「セットデザインのレファレンス(参考資料)を見て、ぴったりなデザインを発見したが、出典の確認を怠った」と盗用の経緯を説明した。

これを受け、少女時代のファンは「5年ぶりのカムバックに水を差した」「デビュー15周年のお祭りが台無し」と激怒。

中には、「たとえ“受託側”の過ちであっても、発注側がしっかり点検していれば、こんなことは起きなかったはず」と、SMエンターテインメント(以下、SM)を糾弾する声も。

過去に、aespa(エスパ)のミュージックビデオが、盗用疑惑に巻き込まれた前例もあるため「より細心の確認が必要だった」と主張している。

2020年11月、華やかなデビューを飾ったaespaは、デビュー曲『Black Mamba』のミュージックビデオが「海外の有名ミュージックビデオを“丸パクリ”してる」という疑惑が浮上。

aespa(上)、デジタルクリエーターの作品(下)。海外のデジタルクリエーターが自身の作品に似ていると指摘

aespa(上)、デジタルクリエーターの作品(下)。海外のデジタルクリエーターが自身の作品に似ていると指摘(画像出典:SMTOWN Youtube、デジタルクリエーター Instagram)

当時、SM側は「類似性が言及されている会社に連絡を取り、企画意図と世界観を説明した。その結果、当社の思いに理解を示し、“異議なし”という立場を表明された」と釈明している。

しかしSMは「健全なクリエイティブ環境を害する安易な対応」「示談成立か」と、さらなる批判と嘲笑に遭ってしまう。

2021年8月には、NCT 127に同様の疑惑が浮上し、多くのファンを憂うつな気分にさせた。

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一連の“盗作・盗用”騒動に、再発防止を求めるファンの声は、SMには“馬の耳に念仏”なのか。今回の盗用問題を巡り、SMの責任論が強調されるのも“納得の理由”があるようだ。

他にも、「レファレンスの出典確認をしてないと? 盗用は(ディズニーランドの)ロゴだけじゃないね」「他にも(デザイン盗用が)たくさんあるような気がする‥」「ファンではなく、韓国人として恥ずかしい」など、制作スタッフやSMのずさんな運営体制を批判する声が多く上がっている。





少女時代

2007年に、SMエンターテインメント練習生の中から選抜された9人のメンバーによって『また巡り逢えた世界』でデビュー。2009年に発表した『Gee』は日本でも大ヒットとなり、日本でも精力的に活動していた。

2015年にジェシカが脱退し、現在は8人組として活動している。2017年に、ティファニー、スヨン、ソヒョンがSMとの契約を満了したがメンバーは”少女時代は変わらず8人”と言及している。

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