6月28日、BTSのVと俳優パク・ボゴム、BLACKPINKのリサの3人が、パリで開かれたファッションショーを終え、帰国した。空港出口には、3人を待つ取材陣とファンが多く集まっていたのだが、どうやらそこで見せたVの態度が、取材陣の反感を買ってしまったようだ。

パリで開かれたCELINE(セリーヌ)のファッションショーに参加した、BTS(防弾少年団)のV(ブイ)が帰国した。

パリに出発する際のBTSのV

パリに出発する際のBTSのV (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

しかしVは、帰国早々、マスコミから叩かれる状況となった。複数の韓国メディアは、Vが見せた態度に「何にそんなに急いでいるの?」と報じている。

6月28日、Vと共にCELINEのファッションショーに出席した俳優パク・ボゴムとBLACKPINK(ブラックピンク)リサの3人が、金浦ビジネス航空センターを通じて帰国した。

空港には、早朝から多くの取材陣とARMY(アーミー:BTSファン名称)で賑わっていたという。

もともと帰国時間は午前8時55分を予定していたが、飛行機が遅れ、午後12時20分過ぎの到着となった。

Vは、黒いパーカーと黄色の半ズボンにサンダルとカジュアルな服装で姿を現したが、出口を過ぎると、取材陣やARMYの方へ視線を向けることなく、そのまま一直線にスタスタと車に乗りこんだ。

現場にいた多くの取材陣とARMYは、あっという間に見えなくなってしまったVの姿を惜しんだ。

Vの後には、一緒に帰国したリサとパク・ボゴムが姿を現す。

リサは、姿を見せると深々にお辞儀をし、集まった取材陣に手を振り、車に乗り込んでからも窓を開け、見送るファンに手を振った。

パク・ボゴムは、車に乗り込む前に取材陣のそばまで近づき、大きく手を振ったり、ハートを送るなどの愛嬌を見せた。

どうやらこの2人の明るい帰国の挨拶が、Vのあっさりとした態度をより際立たせる形になってしまったようだ。

Vにも2人と同じような挨拶を期待していた取材陣らは、「何にそんなに急いでいるの?」「Vは”ノールック”で帰国の途」と彼の態度を皮肉った表現で報道を始める。

韓国のネチズン(ネットユーザー)の間では、「挨拶1回がそんなに難しいのかな?」「Vの態度は2人とあまりにも違う」などの反応があったが、一方では「”Vに悪口を言うなら今だ”と言ってるの?」「普段はそんなことする人ではないのに」「長時間のフライトで疲れてたら、こういう態度もしてしまうかも」など擁護のコメントも見せている。

Vは空港を去った後、ファンコミュニティープラットフォームのWeverse(ウィバース)に「記者ニム、ARMYたち、すぐに車に乗ってすみません、たくさん待っていましたよね?プレゼント持ってきました」と、お詫びのメッセージと、機内で撮影したと思われる星空の写真を投稿した。

メッセージの書き出しの”記者様”(기자님/記者ニム)の”ニム”は、日本語で”様”の意味のため、日本語と同様でとても丁寧な呼び方だ。

またこの日、SNSには、空港でVの帰国を夜中から待っていた一部の外国人ファンがトラブルを起こし、警察が出動する騒ぎがあったことを報告する投稿もあった。

Vが空港で見せた態度の真相はわからないが、Vが空港を出てすぐにWeverseにメッセージを投稿したことから、ARMYの間では「余計な質問攻め必至だから(素早く移動したのでは?)」「何らかの理由があったのでは?」「”記者様”と気遣っているのが伝わる」「韓国の記者は何様なの?」などの意見が出ている。

(構成:酒井知亜)






BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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