韓国ドラマの人気が爆上がりするなか、注目を集めているのが”ドラマに出演して欲しいアイドル”という話題だ。数多く存在する演技ドルの中で、最も多くカムバックを期待されたのが、BTS(防弾少年団)のV(ブイ)だという。

韓国国民が愛してやまないコンテンツ、その1つに挙げられるのは”韓国ドラマ”だろう。
心に沁み渡るような良質な脚本と、俳優たちの隙の無い演技から繰り広げられるストーリーは、韓国だけでなく国外にも多くのファンを持つ。

韓国ドラマの人気が爆上がりするなか、ドラマに出演して欲しい芸能人にも注目が集まっている。
ある韓国メディアが報じた、”ドラマに出演して欲しいアイドル”と題されたニュース。この中で見事、1位に輝いたのが、BTS(防弾少年団)のV(ブイ)だ。

BTSのVはドラマへのカムバックが期待されている

ドラマへのカムバックが期待されているBTSのV(画像出典:BTS official Facebook)

これは、国内外のドラマ関係者とファンによる”俳優キム・テヒョン(Vの本名)”へのラブコールが大きな話題となり、影響を及ぼしたものとみられる。

しかし、Vが出演したのは2016年に放送された『花郎<ファラン>』の1作品のみ。それにもかかわらず、このドラマで披露したインパクトの強い演技力に国内だけでなく海外からも称賛が届けられ、韓流ブームを巻き起こす一端を担っていた。

これ以後、Vは俳優としての活動を行っていないが、上述したような韓国メディアだけでなく、国内外のオンラインコミュニティーや各種コンテンツではVへのラブコールが増えてきている。

ドラマ『花郎<ファラン>』にVが出演した

Vが出演したドラマ『花郎<ファラン>』(画像出典:KBS)

アメリカのメディアBuzzFeedは『K-POPアイドルから始まった25人の人気韓国俳優』というタイトルで、アイドルとして活動しながら演技を始めた演技ドルに関する記事を掲載。
同メディアは、Vが『花郎<ファラン>』でハンソン役を完璧に演じたことを称賛し、「俳優として活動したのはたった1作品だが、このリストに載る資格は十分だ」と伝えている。

続いて「Vは劇中、胸の痛む事情を上手く表現しただけでなく、ハツラツとした演技でドラマに活力を与えた」と分析し、「Vが次にどんな役を演じるか早く見たい、という気持ちを伝えたい。VのDNAには”演技”が備わっている」と付け加えた。

また、別の海外メディアAllkpopは『2021年度にドラマでカムバックして欲しい俳優』にイ・ジョンソク、パク・ヒョンシク、ウォンビンと共にVを選定。その理由を「Vは明るく清純な演技で作品に暖かいトーンを加えた」とし、ドラマを支持するファンが多く現れ、作品をヒットへと導いたと説明した。
また、「Vの演技は、彼の”世界最高ビジュアル”と完璧に調和しており、観客たちが歓呼する珍しい組み合わせ」と評し「多くのファンがVの俳優復帰を待っている」と伝えた。

Vは俳優として、新たな魅力を開花させた

俳優として、新たな魅力を開花させたV(画像出典:KBS Drama Classic YouTube動画キャプチャー)

現在、VはBTSとして本業である音楽活動に力を入れており、個人の活動をするのは難しいだろう。しかし、メンバーの入隊などによって、個人の活動に力を入れるようになるかもしれない。そうなれば、”俳優キム・テヒョン”としてドラマや映画作品へ復帰するのではと、韓国国内だけでなく海外からも期待されている。

Vが出演したドラマ『花郎<ファラン>は、日本ではNetflix(ネットフリックス)のほか、6月よりNHKにて『花郎(ファラン) 希望の勇者たち』とのタイトルで放送がスタートする予定だ。まだご覧になっていない方はこの機会にぜひ、Vの活躍を目に焼き付けて欲しい。

(関連記事) 6月よりNHKで放送スタート! パク・ソジュン主演『花郎』韓国での辛辣な評価とは



BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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