8日放送の歌謡番組の出演を最後に、新曲’ON’の活動を終了したBTS(防弾少年団 / 愛称 バンタン)。リーダーであるRMがVLIVEを通じて現在の心境を伝えた。溜め息交じりに吐露した心情とは?

過ぎた8日、SBS’人気歌謡’の出演を最後に新曲’ON’の国内活動を終了したBTS(防弾少年団 / 愛称 バンタン)だが、その翌々日にリーダーのRMがVLIVEを通じて心境を伝えた。

VLIVE放送を行ったRM

一年振りのVLIVE放送を楽しんだRM(画像出典:VLIVE映像キャプチャー)

先月発売された4枚目の正規アルバム’MAP OF THE SOUL:7’に対するビハインドストーリーなどを話したRM(本名 キム・ナムジュン)は、ライブ終了10分前に現在の率直な心境について語り始めた。

新型コロナウイルス拡散の影響で、音楽放送も無観客で行われ、4月に予定されていたソウルコンサートが中止になるなど、ファンに直接会える機会が減ってしまったからだ。

このような現状にRMは「活動が終わった今だから話せることだが、活動中は正直とても無力だった」とし、「ファンと直接会うことが出来なかったことが残念でならなかった」と心情を打ち明けた。
続いて「長い時間、練習しながら準備してきたものが多いが、このような状況のためにファンの目の前でパフォーマンスを披露できなかったことが悔しかった」と話した。それにも関わらず「だけど、私たちが手を抜いてはいけない」という考えで活動を行ったと付け加えた。

心境を包み隠さず話したRM

心境を包み隠さず話したRM(画像出典:VLIVE動画キャプチャー)

RMは「このアルバムがどこかに残っていなければいけないから、私たちがこのアルバムのために練習した時間があって、皆さんの応援と愛も無駄にならないから」と悔しさをぐっと堪えるような表情を見せていた。

1年振りのVLIVE放送を行ったRMは、約2時間ほどの間、さまざまな心境を伝えながらファンとのコミュニケーションを楽しんでいた様子だ。
また、VLIVEのコメント欄にはリアルタイムで見ていたファンや録画で楽しんだファンから「私も悔しかったけど、次の機会に期待してる」「アルバムを残してくれてありがとう」などの多くの応援コメントが寄せられていた。

一方、BTSは先月21日に新曲’ON‘を含む4枚目の正規アルバム’MAP OF THE SOUL:7’でカムバックを果たし、国内で2週間ほどの活動をしていた。
タイトル曲’ON’は、Mnet放送’Mカウントダウン’や、MBC放送’ショー! 音楽中心’、KBS2放送’ミュージックバンク’などでも1位を占めるなど、音楽番組で8冠という輝かしい記録を達成している。

このように国内だけでなく、海外でも数多くの輝かしい記録を達成するなど、今回のカムバックで多くの功績を残してきたBTS。
だが、新型コロナウイルスというどうにも出来ない高い壁を前に、最愛のARMY(BTSファンの総称)に最高のパフォーマンスを披露できる場が少なかったことに悔しさを隠しきれずにいるようだ。
彼らが感じている悔しさは次のパフォーマンスでぜひ晴らしてもらいたいと、世界中に存在する多くのファンも願っていることだろう。

BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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