3月29日、BTS(防弾少年団)のジョングクが、滞在先のアメリカで新型コロナウイルスに感染したことが明らかになった。このニュースが報じられるさなか、ジョングクは自身のインスタグラムストーリーでメッセージを残し、心配させまいとする行動にファンは感動しているという。

BTS(防弾少年団)のジョングクが、新型コロナウイルスに感染し、自身のインスタグラムストーリーにメッセージを残した。

ファンへメッセージを残したBTSジョングク

「心配しないで」とファンへメッセージを残したBTSジョングク。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

3月29日、BTSの所属事務所であるビッグヒットミュージックは、ファンコミュニティーを通して「渡米中のジョングクが、コロナに感染した」と発表。

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幸い症状は軽いものと伝えられ、現在アメリカ国内の防疫指針に従い、自主隔離を行っているという。

このニュースが報じられた頃、ジョングク本人が自身のインスタグラムストーリーに音声メッセージを投稿。

背景がブラックの中、「僕は大丈夫ですーーーーー、何も大したことないです!」という声が。6秒程度の短い言葉だが、ファンへ心配かけまいとする気持ちが伝わって来る。

それはなぜかというと、この言葉を文字にすると何ら不思議のない一文なのだが、彼の発したトーンが”釜山なまり”だったためだ。

釜山出身である彼は、普段の会話から比較的方言が出るほどのいわゆる”釜山男子”である。

一時期話題となったこともある、この“釜山男子”というキーワード。そんな彼らの特徴としてよく出るイメージが、”サバサバしている”、”男らしい”、”無口”、”ツンデレ”、”不愛想は男の美学”などだ。

しかしそれらの特徴の裏には、ふとした時に見せる優しさや、いざという時に発揮してくれる頼もしさという言葉が隠れており、今回の彼の一言は、まさにこのイメージに当てはまったような印象を受けた。

そして一夜明け、ジョングクは再びインスタグラムを投稿。

「華やかな照明が僕を包み込む」というコメントと共に動画をアップロードしたのだが、色とりどりの照明の中に星のような光が回っている。

するとジョングクが姿を見せ、「皆さん、僕は大丈夫です。体がなまらないように、ずっと動いています。食べて寝て食べて寝ていたら太るんじゃないかと思って」と近況を報告。

さらに「管理をしっかりやってるから、心配し過ぎないでください。すぐに会いましょう」と言い、軽く踊りながら画面から消えていくのだった。

これにはメンバーのV(ブイ)が「このダンスを見てみなよ、コロナがジョングクに負けたね。僕は(コロナにかかって)全然動けなかったのに」と反応。

まさかのタイミングで罹患してしまったことは、ジョングク本人が誰よりもつらいはず。しかしファンがそう思っていることを「分かってるよ、大丈夫だよ」と先回りするかのような彼のふるまいは、ファンの心をさらに熱くし、切なくさせるのだった。

グラミー賞は目前、どうか無事にその栄光の瞬間を7人で迎えてほしいところだ。

BTSジョングクの公式Instagramを見る(外部リンク)





BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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