BTSジョングクのソロ曲『My Time』が、Spotifyで2億ストリーミングを超える偉業を達成した。発売後2年以上が経っても、いまだ冷めない人気を誇っているが、過去には、あの世界的に有名なポップの女王も「この曲が好き」と明かし、大きな話題となった。

BTS(防弾少年団)のジョングクのソロ曲『My Time』が、世界最大音源プラットフォームSpotify(スポティファイ)で、2億ストリーミングを超える快挙を成し遂げた。

BTSのジョングク

BTSのジョングク (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

この曲は、過去には、世界的な人気を誇るポップ・ミュージックの女王に「大好き!」と言わしめた曲でもあり、この告白は当時大きな話題を集めた。

『My Time』は、2020年2月に発売されたBTSのアルバム『MAP OF THE SOUL:7』の収録曲。ジョングク自ら、作詞・作曲に参加している。

『My Time』の韓国語タイトルは、『시차(時差)』。この曲は、15歳の時に練習生生活を始め、17歳でBTSとしてデビューしたジョングクが、大人になって感じた内面の声が、自伝的なメッセージとして盛り込まれている。

今や世界中を魅了するスターになったジョングクの、誰よりも早く大人になってしまった時空の速さや、ずれた”時差”に悩んだ心の内を、リズミカルなR&Bに乗せてシンガー・ラップで解き明かした曲だ。

そんな『My Time』は発売1年足らずで、Spotifyで1億ストリーミングを突破する人気を見せた。そしてこの度、2億ストリーミングという大記録を達成。

発売後、2年6カ月という時間が過ぎても、いまだ冷めない音源パワーと、ロングランの強い人気を証明した。

『My Time』の情熱的なパフォーマンスを披露するジョングク

『My Time』の情熱的なパフォーマンスを披露するジョングク (画像出典:BTS 公式Facebook)

そんな『My Time』は、以前、世界的に有名なある歌姫から称賛を受けたことがある。

それは、デスティニーズ・チャイルド出身で、アメリカを代表するポップ・ミュージックのディーバ、ビヨンセだ。

彼女は、『My Time』のプロデュースを担当しているスリープ・ディーズ(Sleep Deez)を通じて、ジョングクの『My Time』が大好きだと明かしている。

また、昨年(2021年)9月には、ビヨンセが、ジョングクに誕生日祝いのメッセージを送ったことが大きな話題を集めた。

これは、ビヨンセの公式ウェブサイト(http://beyonce.com)で公開された、”Virgo Season Yearbook(乙女座シーズン年鑑)”というもの。

ビヨンセは、「Wishing all Virgos a Happy Birthday!(すべての乙女座の誕生日をお祝いします)」というメッセージとともに、8月23日から9月22日生まれの乙女座セレブ、34人の幼い頃の写真を掲載し、自身と同じ乙女座の著名人の誕生日を祝った。

この年鑑には、アメリカの俳優アダム・サンドラー、キャメロン・ディアス、ブレイク・ライヴリー、俳優で歌手のジェニファー・ハドソン、ゼンデイヤ、アメリカの上院議員バーニー・サンダース、元NBA選手の故コービー・ブライアントさん、イギリスのヘンリー王子、マザー・テレサなど、世界中の名だたる著名人が掲載されている。

そんなセレブたちの中に、アジア人として唯一、ジョングクが入ったのである。

この年鑑が公開されると、Twitterの米国リアルタイムトレンドには、”Beyoncé(ビヨンセ)”とともに、”Jungkook(ジョングク)”、韓国式の表記である”Jeon Jung-kook(チョン・ジョングク)”が2位に上がり、グローバルな人気を証明した。

また、Googleの米国リアルタイムトレンドにも、ジョングクとビヨンセが一緒に名前を上げるなど、爆発的な関心を集めた。

ビヨンセもイチ押しする、ジョングクの『My Time』は、2億ストリーミングを超え、すでに次なる偉業の達成に向かって進んでいる。

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(構成:酒井知亜)







BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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