BTS(防弾少年団)所属のBIGHIT MUSICが、デマや誹謗中傷などを投稿する悪質なネットユーザーに対する法的対応を明かした。また、調査の末に被疑者が特定され、検察に送致されたことが伝えられ、ファンの間で、あるユーチューバーの動向が注目を集めている。
BTS(防弾少年団)の所属レーベルBIGHIT MUSICが、デマや誹謗中傷など悪質な投稿を繰り返すネットユーザーに対する法的対応状況を伝えた。

悪質なデマや誹謗中傷などの被害に遭っているBTS (画像出典:BTS 公式Twitter)
これを受け、ファンの間では、メンバーの熱愛説など悪質なデマを流布している、あるユーチューバーの対応に注目が集まっている。
9月29日、BIGHIT MUSICは、ファンコミュニティープラットフォームWeverse(ウィバース)を通じて、「当社はBTSに対する名誉毀損、侮辱、セクハラ、虚偽事実流布、悪意的誹謗など、悪質な掲示物の作成者を相手に定期的な法的対応を行っている」と通知した。
また「最近、国内外のプラットフォームでアーティストに対する明白な虚偽事実を流布する名誉毀損性掲示物が多数確認されている」とし、「ファンの皆様の情報提供と自主モニタリングを通じて収集した証拠資料をもとに、捜査機関に多数の告訴状を提出した」と伝えている。
そして「長期間に渡る警察調査の末、被疑者が特定され、最近地方検察庁に送致された」と明かした。
これを受け、複数の韓国メディアと、ネットユーザーはあるユーチューバーの名前に言及している。
それは『脱オタク収容所』というYouTube(ユーチューブ)チャンネルを運営している人物(以下、A氏とする)。
A氏は、芸能イシューユーチューバーであり、有名人の整形疑惑や熱愛説などの”噂”を流布している。
昨年(2021)には、Vやジョングクに関する”噂”をYouTubeに投稿し、世界中のBTSファンに広く存在を知らしめた。
その理由は、Vが泥酔状態で騒動に巻き込まれたかのような動画と、ジョングクの女優イ・ユビとの熱愛を疑う動画を公開したから。
他にも、Vと親交関係のある有名芸能人との”不仲”を確信するかのようなコンテンツも公開している。

BTS Vとジョングク(写真提供:©TOPSTAR NEWS 出典:BTS公式ツイッター)
しかし、そのネタは”デマ”。当時、A氏の悪質な行為に憤ったVが告訴宣言する事態にも発展した。
その後、昨年12月29日、事務所側はWeverseを通して「悪質なユーチューバーなどに、民事及び刑事責任を問う法的措置を講じる」と発表。この時も、A氏への措置が含まれていると見られていた。
しかし、問題となった投稿が削除される気配はない。実は、A氏のように物議を醸したユーチューバーが民事及び刑事責任を問われても、チャンネルは削除されず、Youtube上で運営され続けるのだという。
Youtube側も、この問題を認識しているようだが、「著作物の削除をするためには、裁判所からの命令が必要。費用と時間を勘案して(裁判所の判断を待つよりは)、チャンネル運営者に自主削除を勧めている」と、直接的且つ強硬な対応が難しい立場を明らかにしている。
世界中にファンがいるBTSのネタは、話題性が高く再生数も増える。そのため彼らは、真偽がわからない噂レベルのネタで話題を集めようとするユーチューバーのターゲットにされやすい。
今回、検察送致となった人物にA氏が含まれていると見られる中、Youtube側が積極的な対応を取らないかぎり、今後もBTSのネタが投稿され続ける可能性はある。
昨日、BIGHIT MUSICからの通知が出た後、ジンがWeverseにコメントを投稿した。
「悪質なコメントは、何をしたら検察送致にまでなるんだ。苦労を買ってまでするんだね」
悪質なネットユーザーに「やらなくてもいいことをわざわざやっている」と言い放った彼の発言は、韓国だけでなく、日本でも大きな話題となっている。
多くの人たちに”要注意人物”と注目されているA氏に、このジンのメッセージは届いただろうか。
(構成:酒井知亜)
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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