• BTS(防弾少年団)SUGAの入隊に関する報道を巡り、一部ネットユーザーらが声明を出した。
  • 内容は「社会服務要員判定を受けた」という報道について、彼に立場表明をするべきだと主張するもの。
  • まるで“ARMY”を代表するかのような主張に、ファンは強く反発している。

先日、BTS(防弾少年団)SUGAの入隊に関する情報が報道され、一部ネチズン(ネットユーザー)が、彼に説明を求める声明文を発表した。

入隊に関する報道が話題となっている、BTSのSUGA

入隊に関する報道が話題となっている、BTSのSUGA (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

しかしこの対応に、韓国ファンが強く反論。ある韓国メディアは「ARMY(アーミー:BTSファン名称)が怒っている」と報じている。

12月13日、韓国メディアのアジア経済は「2023年まで軍入隊を延期しているSUGAは、社会服務要員(公益勤務)に割り当てられ、官公庁に勤務する可能性が高い」と報じた。

所属事務所は、報道について「プライベートなので確認が難しい。各自の計画に従って兵役を履行する」とコメントしている。

(関連記事)BTS SUGA「社会服務要員として代替服務の可能性」と韓国で報じられる

多くのメディアが「SUGAが社会服務要員判定を受けた」と報じる中、DCインサイド(コミュニティーサイト)のBTSギャラリーは、疑問提起とともに声明文を発表。

「彼は曲の歌詞を通して、軍問題に対する自身の考えを発言してきただけに、自ら関連立場を表明しなければならないだろう」と主張した。

SUGAは、2012年に交通事故に遭い、翌年に肩の上腕骨脱臼と診断された。長年、肩の痛みに苦しんできた彼は、2020年11月に左肩の損傷した関節唇の縫合手術を受けている。

彼が社会服務要員の判定を受けたとすれば、肩の怪我と手術が理由と推測される。

手術後の様子をファンに伝えるSUGA (画像出典:V LIVE)

韓国メディアのスポーツ京郷(sports.khan.co.kr)の記事によると、BTSギャラリーは「SUGAが肩を負傷したのは10年前であり、負傷後の身体検査の結果、1級が出た」とし、「当時、彼は自作曲に、“現実は健康な1級現役対象者”、“俺はなぜ無駄に元気なんだ”という歌詞を入れ、自身の健康をアピールした経緯がある」と伝えている。

また「肩の手術後、再検査で4級判定を受けた以降も、自作曲の歌詞で“軍隊は時が来れば勝手に行くから”と明らかにした」とし、現在報道されている内容について「立場表明が必要」と主張した。

しかしこれには、韓国ARMYらが強く反発。

まるで“ARMY”を代表するかのようなネチズンの主張に対し、SNSでは「#BTSギャラリー_ARMYではない #声明書を出したことはない #私たちを_むやみに_代表するな」などのハッシュタグを通じて強く反論している。

ジンの入隊を見送りに来たSUGA

ジンの入隊を見送りに来たSUGA (画像出典:YouTube BANGTANTV 動画キャプチャー)

スポーツ京郷では「“BTSギャラリー”は、ARMYの代表ではない。ARMYに代表はいない」という、あるファンの言葉を紹介。

また「“BTSギャラリー”は、アンチファンが紛れている可能性がある。ARMYはそのコミュニティーの特徴を知っているが、一般の人は知らないのではないか。名前のため誤解されている」とし、「ARMYは、SUGAに釈明を求めていない」と、“BTSギャラリー”と一線を引いたファンの発言も掲載されている。

ARMYは、ジンの入隊日(12月13日)、彼のお願い通り、訓練所には行かずに静かに見送った。

これはSUGAの入隊についても同様のよう。ARMYは彼が自ら語るのを待ち、彼を守ろうと心強い役割を果たしている。

酒井知亜

韓国のデパ地下が大好き、酒井知亜です。韓ドラファン歴が長いですが、主にK-POP関連の記事を発信しております。韓国SNSで話題の最新イシューやスターの気になる素顔などを、読者のみなさんにわかりやすく伝えることをモットーに奮闘中です。

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