来る10月13日、BTS(防弾少年団)ジミンの誕生日を祝うため、世界的な有名スポットで特別なイベントが行われる。そんな中、ロシアではやっとの思いで実現したと言われているそのイベントとは‥。

来る10月13日は、BTS(防弾少年団)メンバージミンの、26回目(日本年齢)の誕生日だ。

BTSのメンバージミンは10月13日に26回目の誕生日を迎える

10月13日に26回目の誕生日を迎えるBTSのメンバージミン(画像出典:BTS公式FaceBook)

このめでたい1日について、新たな情報が頻繁に上がってくるのだが、ファンにとってはあまり”新鮮味”がないかもしれない。

何故なら、ジミンの誕生日が来る約半年前から、様々なイベントが告知されており、その驚きの規模にメディアやSNSが騒ぎ出すためである。ジミンの誕生日はもはや、”半年がけ”のグローバルイベントになりつつある。

前説が少し長くなったが、実はジミンの誕生日にまつわる新たなイベント情報があるので、ぜひ紹介したい。

それは、ロシアのサッカー競技場である”ルジニキ・スタジアム”が、BTSを象徴する色=紫に染まるという一大行事である。

ロシアのサッカー競技場である"ルジニキ・スタジアム"

“ルジニキ・スタジアム”が紫色に染まる!(画像出典:韓国オンラインコミュニティー)

ルジニキ・スタジアム(Luzhniki Stadium)は、ロシアの首都・モスクワにあるスタジアムで、2018年ロシアW杯の決勝戦が行われた名高いスポットだ。旧名称は、ロシア史上最も尊敬される政治家、ウラジーミル・レーニン(1870-1924)の名にちなんだ”レーニン・スタジアム”だった。

1956年に完成された同スタジアムは、1980年のモスクワオリンピックのメイン会場としても使用され、ロシアを代表するランドマークの1つである。

モスクワ市が運営しているため、当初は1アーティストの誕生日イベントに否定的だったが、ファンによる懸命な説得の末、やっとの思いで実現されるようだ。

この報せを受け、多くのBTSファンが驚きを隠せない様子。

それは、ロシアは長年の東西冷戦により、閉鎖的なイメージが強いため。

加えてロシアには、日本や中国、アメリカのようにBTSの熱狂的なファンダムがあるというイメージが薄いからだ。

ロシアが"ゆかりの地"のジミン

ジミンにとってロシアは”ゆかりの地”?(画像出典:BTS公式FaceBook)

実はロシア、ジミンにとって”ゆかりの地”でもある。

2019年にジミンは、親交の深い友人オン・ソンウ(元Wanna One)とロシア旅をしたことがあり、ファンから注目を集めた。

多くのファンは、学生時代から舞踊家を夢見ていたジミンにとって”現代舞踊大国”と称されるロシアは「いつか行ってみたい国だったのでは?」と推測する。

(関連記事) ‘公演芸術家’ BTS ジミン、世界のK-POPファンが選んだダンサーランキング 2年連続1位

今回、”ルジニキ・スタジアムイベント”を企画したファンは、現地ロシアのファンであるかは定かではない。

しかし、ロシアにも多くのファンが存在し、”現代舞踊にうるさい”ロシア人も、ジミンの高い芸術性には一目置いているようだ。

このイベントの報せを受けた韓国ネットでは「ロシアまで‥すごい!」「スケールがだんだんデカくなっている」「ロシアが好きになった」という反応が上がっている。

BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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