BTS "振り付けチーム長" J-HOPEの愛嬌が消えた、ステージ裏の真顔

BTS(防弾少年団)の”振り付けチーム長”と呼ばれているJ-HOPE。普段は明るく愛嬌あふれる彼だが、持って生まれた才能に甘んずることなく厳しい練習を続ける努力家としても知られている。

ステージごとにパワフルで幻想的なパフォーマンスを披露するBTS(防弾少年団)。その中心には、チームのメインダンサーJ-HOPE(本名チョン・ホソク)がいる。

BTSのメインダンサーJ-HOPE(画像出典：BTS official Facebook)

中学生の頃から故郷・光州(クァンジュ)でストリートダンサーとして活躍してきた彼は、ダンスの実力はもちろんセンスも抜群で、振付師と共にグループの振付を行うことから”BTSの振り付けチーム長”、”*チョンチーム長”というニックネームが付けられている。

*本名のチョン・ホソクから取ったあだ名

J-HOPEは、寸分の狂いもないほどの正確な動作やリズム感、繊細でなめらかな動きの中でも、迫力と躍動感を発散し強烈なステージで人々を魅了しているが、彼の魅力はダンスだけではない。

思いやりが深くて責任感があり、明るい性格でポジティブなエナジーがあふれる彼は、ムードメーカーとして圧倒的な存在感でチームを引っ張っていく能力も持っている。

明るい性格でポジティブなJ-HOPE(画像出典：BTS official Facebook)

“表舞台”では、溌剌として機転が利くトークでユーモアな一面を見せているが、練習室やステージ裏などの”舞台裏”では、誰よりも真剣にチームのことを考える努力家なJ-HOPE。

韓国のオンラインコミュニティーやSNSなどでは、ファンが過去のドキュメンタリーなどからJ-HOPEの普段見ることのできないプロフェッショナルな姿を、動画や画像で共有しているようだ。

例えば、誰もが”あまり怒った姿を見たことがない”というほど優しいJ-HOPEだが、メンバーたちは「ステージで振りつけを間違えた時、J-HOPEが一番最初に気づく」「自分がミスをした時、まずJ-HOPEを見て様子をうかがってしまう」というほど、ダンスには人一倍厳しい。

また、練習中にメンバーが間違った動作をすればすぐにキャッチして、ゆっくりと1つ1つを確認しながら教える熱心な姿。

ダンスの動作を丁寧に指導するJ-HOPE(画像出典：BANGTANTV Youtube)

そして、コンサート前には、重要なポイントをブリーフィング(情報共有)しながらチーム全体をまとめる姿を見ると、舞台構成から、他メンバーの動線および一連の流れが全てJ-HOPEの頭の中に把握されていることが分かる。

コンサート前にブリーフィング(情報共有)するJ-HOPE(画像出典：BANGTANTV Youtube)

練習生時代からメンバーにダンスの指導をしたり、チームでは呼吸を合わせることこそが大切だと教えてきたJ-HOPE。

そのためか、メンバーたちはJ-HOPEから褒められると、その喜びはとびきりのようで、「J-HOPE兄さんから褒められたら気分いいよね」「肩があがる(得意気になる)んだ」「褒められたらその日は天国に行った気分になるよ」と、3月に放送されたスペシャルトークショー番組KBS2『Let’s BTS』でも語っている。