BTS J-HOPE「野良猫を救助して自ら病院へ」心温まる美談が話題

BTSのJ-HOPEがラジオ番組にゲスト出演した。ソロ活動の感想や近況など、90分間たっぷりと語ってくれたJ-HOPEだったが、リスナーから寄せられたJ-HOPEの美談が紹介されると驚きの反応を見せる。それは野良猫との心温まるエピソードのようだ。

BTS(防弾少年団)のJ-HOPEがラジオ番組にゲスト出演し、約90分間にわたり、最近のソロ活動の感想や近況などについて楽しいトークを披露した。

BTSのJ-HOPE (画像出典：BTS J-HOPE Instagram)

途中、番組に寄せられたファンやリスナーからのメッセージも読まれたが、その中でJ-HOPEを称賛する、ある美談が紹介され、話題となっている。

J-HOPEは、BTSソロ活動のトップバッターとして、7月15日にソロアルバム『Jack In The Box』をリリース。

7月31日(現地時間)には、米シカゴの大規模野外フェス『Lollapalooza(ロラパルーザ)』で、初の単独ステージを披露し、世界中にソロアーティストとしての確かな存在感を知らしめた。

アルバム発売前にはリスニングパーティーを開催したり、歌手IUやZICO(ジコ)のYouTube(ユーチューブ)コンテンツに出演するなど、数々のプロモーションを精力的に行ったJ-HOPEは、今回のラジオ出演で「アルバムのプロモーションをはほぼ終了」とファンに報告した。

ラジオに出演したJ-HOPE (画像出典：BTS 公式Twitter)

8月10日の夜、J-HOPEは、MBCラジオ番組『キム・イナの星が輝く夜に』にゲスト出演した。

この日、J-HOPEは、DJを務めた作詞家のキム・イナと一緒にソロアルバムをはじめ、さまざまなテーマについて話を交わす。

ファンにとっては嬉しいことに、スタジオの様子はYouTubeで生配信され、CM中には、スタジオの外に集まったファンの近くまで行って手を振るなど、優しいJ-HOPEの姿を見ることもできた。

番組では、リスナーから寄せられたメッセージなども紹介されたが、中でも、あるリスナーが伝えたエピソードに注目が集まった。

ラジオで野良猫とのエピソードを話すJ-HOPE (画像出典：BTS 公式Twitter)

それは「昨年、(J-HOPEが)野良猫を救助して、直接動物病院に連れて行き、治療もしてくれた」というもの。

J-HOPEは、予想できなかったエピソードの紹介に「どうして分かったの？」と驚きの反応を見せるも、その時の状況を詳しく説明してくれた。

「撮影現場にとてもかわいそうな猫がいた。心臓が裂けそうだった。僕が飼っている犬は目が悪くて、義眼をしているんですが、(その野良猫も)目がよくなかった。ひどく痩せてて･･。これは僕が病院に連れて行って治療してあげようと思い、救助した」と、野良猫を直接病院に連れて行ったことを伝えた。

しかし、心優しいJ-HOPEは、そこまでで終わりではなく、この野良猫をちゃんと育ててくれる良い飼い主まで探してあげたそうだ。

J-HOPEは「運命的にそうなったと思う」と話すが、このエピソードを聞いたキム・イナは「これほど完璧なら有罪」と、J-HOPEの優しい性格を称賛し、笑いを誘った。

J-HOPEの愛犬ミッキー (画像出典：BTS 公式Twitter)

リスナーたちも同様に「J-HOPEはなんて優しいの」「やはりJ-HOPEという名前の通り人だね」「素敵なエピソード、J-HOPEは天使！」などの反応を見せている。

SNSでは、動物病院の関係者と思われる人の投稿も上がっており、「J-HOPEが忙しい中、3回も病院を訪れた。猫の退院のプロセスなども話し合った」と伝えている。

この心温まるエピソードで、スタジオ中を優しい雰囲気に包んだJ-HOPEは、最後に「このように番組に出て、皆さんに伝えられなかった本当の思いなど、多くの話をすることができてとても良かった。この時間でソロアルバム活動はほぼ終わり。そのピリオドを打つ時間に聞いてくださってありがとうございました」と優しいメッセージで番組を締めくくった。

(構成：酒井知亜)