ある研究員がBTS(防弾少年団)の”兵役”に関する分析結果を発表し話題となった。これに対する所属事務所の回答と、韓国ネットの反応を見てみた。

突然の報道は、朗報ではなかったのか‥?

韓国経済における景気動向や企業投資に詳しい、あるアナリストの”分析”に韓国ネットがざわついている。

韓国芸能界でも、ずば抜けた人気と影響力を持っている、BTS(防弾少年団)の”兵役”に関する分析であるだけに、単に一人のアナリストによる「~かもしれない」と、ファンはシンプルに受け入れられないという側面も強いようだ。

兵役"に関する分析が伝えられ話題になったBTS

BTSの”兵役”に関する分析が伝えられ話題に(画像出典:BTS公式FaceBook)

今月21日、韓国のリーディング投資証券のユ・ソンマン研究員は、HYBE(前Big Hitエンターテインメント)の分析リポート結果を公開。

ユ・ソンマン研究員は「2022年の中旬までに、BTSメンバーの同伴入隊が予想されている状況で、入隊前事前制作効果で実際の空白期間は、満1年という水準になる」と予想した。

(関連記事) BTS、22年に同伴入隊?実質的空白期間は1年未満?可能性を示唆する韓国メディア

同報道は事案が事案だけに、韓国のネット上で瞬く間に拡散され、Big Hitミュージック(HYBEの音楽部門/以下、Big Hit)は、韓国メディアの取材にこう答えた。

「兵役関連事案は、アーティスト本人が明かしたことの他に、申し上げる言葉はありません‥申し訳ございません」(韓国メディア・10ASIA取材)

以下、韓国ネットの反応

完全体として、実質的な空白期間を短縮しようとする調整が、水面下で行われているとの憶測も広まっている中、所属事務所の配慮に感謝の言葉が寄せられたかと思いきや、韓国ネットは何故だか冷ややか。さらには、Big Hitへ不満をぶつける声も(コメント出典:Nateパンtheqoo)。

「共産主義か? 個人の意見は尊重されないのか?」

「物事には道理があるのに‥」

「メンバーの人生、本人に決めさせてよ! 雑音が多すぎる」

「同伴入隊wwww 親しい友人同士でもあまりやらないのに」

「成人しても、入隊時期も会社に決めてもらわないとならないのか」

「ビッヒ、否定はしないね」

「昨年、コロナが流行り出したときに、入隊させればよかったじゃん! 先送りばかりしているから、同伴入隊の話が出てくるんだよ」

「グクはだめ! 会社から脱出しろ! 本当にイカれた会社だよ! 25歳前後は、男性として一番美しい年なのにㅠㅠㅠㅠ」

「バンタンは、ソロやってもユニットやっても売れることは間違いない。7人にこだわる必要ないのでは?」

「バンタンは人形じゃありません。本人たちの意思を尊重してください」

BTS 同伴入隊 反応

オンラインコミュニティーに集まったファンの声(画像出典:theqooスクリーンショット)

Big Hitへの過度な批判を警戒する声、賛同の声に加えて、BTSメンバーの意思ではないかという意見も。

「同伴入隊、大賛成! ちょっとカッコよくない?」

「何でビッヒを批判するのかな? 本人たちがそう決めているかもしれないよね?」

「年少ラインが来年入隊すると、年長ラインがファンに叩かれるのに、ビッヒがそう決めるわけないでしょう」

「BTS全員が同時に、1年間”空席”になると、誰が得するの? 他アイドルが追い上げてくるのをBig Hitが黙って見てると思う?」

「メンバー全員が、チームワークとファンのために、自ら同伴入隊を決めた! が一番説得力あり」



BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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