KBSドラマ『花郎<ファラン>(2016)』に出演し、”演技ドル”の一員となったBTS(防弾少年団)のV。俳優活動では芸名ではなく本名のキム・テヒョンを使い、アイドルではなく役者として見て欲しいという思いが伝わった。そしてこのドラマで演じたキャラクターと、V本人のシンクロ率が話題になった。
2016年12月から2017年2月まで放送されたKBSドラマ『花郎<ファラン>』は、新羅時代(紀元前57年~935年)、第24代王真興(しんこう)王の再危機を背景に、国王の親衛隊と言われる”花郎”に選ばれたエリートイケメン男子たちの熱い情熱と、成長を描いたフュージョン青春時代劇だ。

Vの俳優デビュー作、ドラマ『花郎<ファラン>』(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:花郎文化産業専門会社오보이프로젝트)
主人公のムミョンを演じたのは、Netflix(ネットフリックス)で配信された『梨泰院クラス』で世界的に知名度を上げた俳優パク・ソジュン。そのほか、BTS(防弾少年団)のVことキム・テヒョン、ZE:A(ゼア)のヒョンシク、SHINee(シャイニー)のミンホ、美人女優Ara、演技に定評のある女優ソ・イェジなど華やかなキャストに惹かれた人も多いのではないだろうか。
そしてこのドラマで、花郎の末っ子であり天使のような澄んだ魂を持つハンソンを演じたのが、キム・テヒョンことVだった。

Vは劇中、花郎の末っ子ハンソンを熱演した(写真提供:©スポーツ韓国)
Vは、アジア人史上初の快挙となるビルボート1位を獲得し、人気、実力ともにK-POP界No.1ボーイズグループBTSのメンバーだ。
BTSの忙しいスケジュールの合間をぬって、ドラマ撮影に参加した。またVにとってこのドラマが演技初挑戦で、このドラマ以降、俳優としての活動はない。俳優としてのデビュー作が、最も演技力が問われる時代劇になったことは、本人にとって相当なプレッシャーだったはずだ。
それにも関わらず、Vの演技は高い評価を受けた。その理由の1つは、V本来の性格とハンソンの性格が似ている部分にあったのかもしれない。
Vが演じたハンソンは、誰とでもおだやかな関係を求め、心温かく親しみを感じる性格だ。そのため、交友関係がとても広い。また、好奇心も人一倍強く、どんなことでも一度ハマると周りが見えなくなるほど集中してしまう。

BTSのVと花郎のハンソンは共通点がたくさんある?!(画像出典:KBS Drama Classic YouTube動画キャプチャー)
ハンソンの交友関係の広さは、Vと共通する部分だ。VはBTSのほかのメンバーから”人脈王”と呼ばれるほど、交友関係が広いことで有名だ。愛嬌のあるVは、老若男女問わず好かれている。
(関連記事)BTS(防弾少年団) 人脈王 V(ブイ)、明るい性格で作り上げた豪華な芸能界交友関係まとめ
さらにハンソンの好奇心旺盛な部分もVととてもよく似ている。Vもファンから好奇心が強いとよく言われている。また、”BT21″というBTSのメンバーがデザインしたキャラクターのうち、VがデザインしたTATAに「好奇心溢れる超天然な王子」というキャッチフレーズがついているところも、本人が好奇心旺盛だという現れだろう。
また明るく見せていても、実は弱くもろい部分があるという点も、2人のシンクロ率を高めていた。Vの美しく整った外見から強く見えるかもしれないが、実際はさみしがり屋で涙もろい青年だ。

Vとハンソンは、明るく見せていても実は弱くもろい部分があるところも似ていた(画像出典:BTS公式FaceBook)
ほかの出演者に比べ、登場シーンは少ない方だったにも関わらず、強い存在感を見せつけたV。V本来の性格とハンソンのキャラクターが似ていたため、深く感情移入してドラマにのめり込んだ視聴者もいるのではないだろうか。
韓国ドラマファンからは、BTSの活動で忙しいとは思うがまたいつかキム・テヒョンという俳優の演技が見れることを期待する声が多数寄せられている。
(関連記事)2017年 世界中のARMYが涙した! 演技者・Vの発見 ‘花郎’【韓ドラAgain】
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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