BTS(防弾少年団)の、約1年振りのカムバックまであと2日と迫った。また、2年振りに韓国の音楽番組に出演することも発表され、現地メディアでは彼らのアルバム『Proof』にまつわるニュースで連日賑わっている。そしてあるメディアが「彼らが本作で伝えたいことは”初心”だ」としたためている。
BTS(防弾少年団)が『Proof』を引っ提げ韓国歌謡界に戻ってくる日まで、あと2日となった。

BTS『Proof』コンセプトフォト (Door ver.)。(画像出典:BTS 公式Instagram)
本作は、彼らのこれまでの”集大成となる作品”と銘打たれ、アンソロジーアルバムという肩書きが付いている。
過去と現在、そして未来が共存する計3枚のCDで構成されてるといい、新曲『Yet To Come』『走れバンタン』『For Youth』の3曲が加わった。
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5月初旬、アルバムのトラックリストが公開されると、1曲目に記された『Born Singer』というタイトルを目にしたファンは歓喜する。
この曲は、米ミュージシャンのJ. Coleの楽曲『Born Sinner』に、RM(アールエム)、SUGA(シュガ)、J-HOPE(ジェイホープ)が歌詞をつけ、BTSがデビュー1カ月後にファンへ無料ダウンロードでプレゼントしたもの。

5月初旬に発表された『Proof』CD1のトラックリスト。(画像出典:BTS 公式Twitter)
そのため、これまで正式な音源化はされていなかったからだ。
歌詞には、デビューして間もない彼らが、これまで想像もしたことのないほど目まぐるしい日々を送り、ステージで歓声を浴びる状況に気後れしている様子や、デビューを目指してがむしゃらに頑張っていた自分と、今の環境の大きな違いに戸惑いながらも幸せを感じ、前へ進もうと背筋を伸ばしている思いなどが素直に綴られている。
この『Born Singer』からトラックが始まるということに、ある韓国メディアは「深い意味合いがある」と報じた。
また同メディアは、デビュー10年目を迎えるBTSと、9年前の彼らの立ち位置が明らかに違うことを強調し、そんな7人の本質がこの『Born Singer』に込められているという。
それだけに、この楽曲を公式に世に出すことは「彼らが”初心”に還ったことを意味する」と説く。

音楽とARMYへの愛は、この時から変わっていない!(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
BTSは新型コロナウイルスのパンデミックで、世界中の人々の心が闇に包まれる中、『Dynamite』を発表。これをきっかけに、世界の音楽市場の扉を開くことに成功した。
エッジの効いた楽曲、歌詞、ダンスパフォーマンスを披露し”若者の代弁者”として、10代から圧倒的支持を得ていた彼らは、これ以降”ヒップホップアイドル”から脱却して、人々が笑顔になるような明るいサウンドへとジャンルを広げる。
そして、グラミー賞にノミネートされるほどのビッグアーティストへと成長を遂げたのだった。
ところがこれに、一部のARMY(アーミー:BTSファン名称)が物足りなさを吐露。強力なビートの中で繰り広げられる、7人の美しい*カル群舞を恋しがった。
*カル群舞:メンバー全員の動きが完全に一致しているダンスのこと。
(関連記事)かつてのBTS世界観をファンが渇望・・再びヒップホップの姿は見られるか
世界的に知名度を上げた彼らもまた、自国での”兵役免除議論”をはじめとする、自分たちの意志とは関係のないところで名前が挙がり、様々な議論に巻き込まれることに。

BTSが、間もなく韓国歌謡界へ還って来る。(画像出典:BTS 公式Instagram)
それでも多くのファンは、BTSの描く音楽の世界観、ARMYへの思いは”初心”から変わっていないと信じている。
きっと彼らは、これまでの歩みを一度立ち止まって整理する時間が必要であっただけだ。
その年表が『Proof』というゴールであり、またスタートなのだろう。
タイトル曲『Yet To Come』は、意訳すると「まだこれからだ」。
彼らが「まだこれからだ」と言って、見つめる視線の先には何があるのか――それは、これからもARMYと共に歩みながら探し続け、音楽という形で発信し、ARMYと共鳴し合うことだけは、揺るぎない事実だ。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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