11月8日、世界的な人気を誇るBTS(防弾少年団)が『2021 アメリカン・ミュージック・アワード』でパフォーマンスをすることが発表された。そして、今回のホストを務めるのは、アメリカの人気女性アーティスト、カーディ・B(Cardi B)だ。彼女がBTSと初対面した時に送ったあるアドバイスとは‥。

世界的な人気を誇るK-POPアイドルグループ、BTS(防弾少年団)が、『2021 アメリカン・ミュージック・アワード(American Music Awards 以下、AMA)』で”今年のアーティスト候補”にノミネートされたと報じられたのは、去る10月29日の事。

『2021 アメリカン・ミュージック・アワード』で今年のアーティスト候補にノミネートされたBTS

『2021 アメリカン・ミュージック・アワード』で”今年のアーティスト候補”にノミネートされた、BTS。(画像出典:BTS公式Facebook)

AMAにおける”今年のアーティスト”は、”大賞”と言えるもので、今年全米を最も沸かせたアーティストだけに受賞の機会が与えられる。

アリアナ・グランデ、ドレイク、オリヴィア・ロドリゴ、テイラー・スウィフト、ザ・ウィークエンドなど、アメリカを代表するアーティストと肩を並べることになったBTSに、果たして”奇跡”や”快挙”というキャッチフレーズが付くうれしい一報が飛び込んでくるだろうか。授賞式は、11月21日(アメリカ現地時間)に行われる。

先に、1つうれしい報せが届いている。なんと、AMAステージにBTSが立ち、ファン待望のパフォーマンスをすることが決まったのだ。

授賞式の主管テレビ局であるABCは「AMAのステージで、BTSとメーガン・ザ・スタリオンが『Butter』を披露する」と、AMA側の公式ホームページを引用して伝えた。

メーガン・ザ・スタリオンは、8月25日に公開された『Butter』のリミックスバージョンに、フィーチャリングとして参加したアメリカの人気女性ラッパー。BTSの清涼感あるパフォーマンスに、彼女のパワフルなラップが加わるという、最高のシナジーが期待されている。

さらに、良い報せはこれだけではない。

BTSメンバーやファンにとっては”縁起のいい報せ”も合わせて届けられた。

それは2021年AMAのホストに、アメリカの人気女性アーティスト、カーディ・Bが抜擢されたというニュースだ。BTSにとってカーディ・Bは、アメリカにおける心強い”支援役”を買って出てくれた大物アーティストである。

CardiBとBTS

AMAのホストとして抜擢されたアメリカのアーティスト、カーディ・B(真ん中)。(画像出典:YouTube BANGTANTVキャプチャー)

彼女は自身のSNSを通して、彼らの音楽を高く評価。またBTSのヒット曲を披露したりと、特別な縁を築いてきた。

そして、アメリカ国内に存在する”アンチファン”に苦言を呈し、BTSメンバーを勇気づけた事も、ファンの間では有名なエピソードだ。

アメリカのBTSアンチファンが、粘り強く彼らを攻撃するネタは、他ならぬ”英語力”。メンバーはアメリカの番組や授賞式に出演すると、リーダーのRMを除いては、ほとんどが韓国語で感想を述べ、質問に答えている。

これを見たアメリカの音楽ファンは、露骨なヘイトとともに「せめて英語くらいは喋ろう」「アメリカのテレビに出演する資格なし」「(テレビで)韓国語喋るなら、帰れ」と、嘲笑めいたコメントを浴びせる。

自国の言語や文化が”世界一”という、根強いナショナリズムに起因した行為と見られるが、近年は特にアジア人に対するヘイトが際立っている。

このようなアンチファンの態度にうんざりしたのか、カーディ・Bが「英語を習う必要はない!」と声を上げたエピソードをご存じだろうか。

このエピソードは、2年前の2019年に遡る。

当時、ビルボード・ミュージック・アワードで初めて対面したカーディ・B夫妻とBTS。彼女の夫であるオフセットは、軽く握手を交わした後「君たち、英語話せる?」と尋ねた。

BTSにアドバイスを送ったカーディB

BTSに”真心を込めたアドバイス”を送った、カーディ・B。(画像出典:YouTube BANGTANTVキャプチャー)

夫の言葉に、カーディ・Bは呆れた表情を見せ「それが大事なの? 彼らはBTSよ! 英語を習う必要はないと思う」と、夫の発言を問いただしたのだ。

そして「英語ができないという指摘に、落ち込む必要なんてないのよ! だって、あなたたちのおかげで、みんな韓国語で歌ってるのよ! もはや君たちはトップクラス! あなたたちとコミュニケーションしたい人が韓国語を学ぶべきだわ」と、BTSを褒め称えるとともに、BTSの英語能力を指摘する人々に、忠告するかのような言葉を放った。

これにはBTSメンバーだけでなく、多くのARMY(アーミー:BTSファンの名称)も感動し、BTSとカーディ・Bの”縁”はより特別なものとなっている。

もちろん、さらなる飛躍のため、BTSにとって”英語力”は不可欠である。が、多忙なスケジュールの合間に行う勉強だけで上達することは容易ではない。

しかし彼らはカーディ・Bの言葉通り、韓国が輩出した世界トップクラスのポップアーティストである。彼らにとって、音楽ファンを熱狂させる音楽を一番上手に表現できる言語は、母国語の韓国語なのだ。

現在も英語に対して、欧米での活動に対して、焦りと不安が募っているだろうBTSメンバーに、カーディ・Bの”金言”は大きな力になっているに違いない。









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