BLACKPINK(ブラックピンク)のジェニーは先日、有名男性との熱愛説が報じられた。アイドルにとって、”熱愛説”や”交際”は、致命傷になりかねない出来事だが、彼女はその打撃を受けていないように感じられる。その理由とは一体‥。
BLACKPINK(ブラックピンク)のメンバージェニーは、現役女性アイドルとしては、最高の人気と影響力を誇る。
その理由は、1つや2つではないため、割愛する。
彼女の人気は音楽ファンだけに限られておらず、韓国芸能人やセレブの間でも高いと言われている。
最近流行している韓国の若者言葉を借りると、”ワントップ(最強)”女性アイドルなのだ。
そんな彼女は、”交際相手”と噂される人物もまさに大物男性芸能人ばかり。
韓国のネットでは「ジェニーと交際するためには、〇〇(アイドルやスポーツ選手の実名)以上のレベルではないと無理」という、男性著名人を”格付け”する低俗なジョークも飛び交っている。
世の男性を釘付けにするチャーミングなアイドルなだけに、噂が絶えない彼女だが、他の女性アイドルとは少し違うところがある。
それは、アイドルなのに、熱愛説が浮上しても大きな打撃を受けないという点だ。
その理由は一体・・。
“恋愛禁止”という暗黙のルール
周知のとおり、女性アイドルにとって”熱愛説”もしくは”交際”は、致命傷になりかねない。
応援する多くの男性ファンを敵に回すためだ。もし、その相手が男性芸能人なら、その被害は実に大きい。
過去の事例を1個紹介しよう。
数年前、有名男性アイドルAと女性アイドルBの交際が発覚した。
Bを応援していた男性ファンだけでなく、グループの全員を応援する男性ファンが「僕たちは単なるATMだった」「なぜ事務所はしっかり管理していないのか?」と憤慨。ファンを卒業する人が続出したという。
しかし事態は思わぬ展開を見せる。過激な男性ネットユーザー(もともとファンではない)も糾弾に加勢し、「Bはフェミニストだ」と、交際と関係ない事実を挙げながら扇動をはじめたのだ。
その結果Bは、反フェミニズム団体の標的になってしまう。現在も外見を卑下したり、ありもしない事実を広めたりと、Bに対する男性たちの中傷は続いている。
ジェニーに逆風はない
このような被害を恐れ、韓国の女性アイドルは”恋愛禁止”という暗黙のルールに縛られているのだが、ジェニーはそのルールに拘束されていないように見える。
なぜなら、ジェニーの所属しているBLACKPINKは、”ファンダム依存型”ではないからである。
男性ファンの多いガールズグループの戦略--男性ファンの”恋心”を揺さぶり、仮想の彼女を演出したり、親しみを感じさせるストラテジーは、BLACKPINKからは見られない。
その代わり、個性とパフォーマンスでファンに音楽的なエクスタシーを与えたり、女性が真似したくなる独自のスタイルを提案している。
このようなチームカラーは、”熱愛説”はもちろん、プライベート問題で揺るがされない、確固たるブランドの確立に繋がる。
むしろ、熱愛説など気にしないという堂々且つ自由奔放なイメージが、女性ファンから大きな支持を得て、ブランドとしてはプラスに転じることもある。
ジェニーは先日、有名男性アイドルとの熱愛説が浮上し、韓国中を騒がせた。
しかし、逆風はまったくない。普段のようにSNSを更新し、高価なブランドを身に付けてセレブ生活を満喫する姿を披露している。
世の女性たちが憧れる彼女にとっては、男性スターとの熱愛説も”高価なブランド”なのかもしれない。
(文:Danmee編集長)
BLACKPINK
BLACKPINK(愛称 ブルピン / ハングル 블랙핑크)は、韓国のガールズグループ。2016年にYGエンターテインメントによって結成。
メンバーは韓国出身のジス、ジェニー、オーストラリア出身のロゼ、タイ出身のリサによる4名。公式ファンクラブ名は「BLINK(ブリンク)」。
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