BTS(防弾少年団)がソロ活動体制への転換を予告した。K-POP界を牽引してきた彼らの選択が、今後のK-POP界にどのような影響を与えるか注目される中、一部韓国メディアの間では自然と、“ポスト BTS”探しが始まった。そんなメディアの1つ、ハンギョレ新聞の予想を紹介してみる。
しばらくの間、ソロ活動に重きを置く意向を示したBTS(防弾少年団)。

しばらくの間、ソロ活動に重きを置くことを発表したBTS(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
グループでの活動は並行して行うとのことだが、ソロ活動に注力する以上、これまでのように完全体での活動を見る機会は減りそうだ。
そんな中自然と、“ポスト BTS”は誰になるのかという関心が集まっており、韓国メディアのハンギョレ新聞(www.hani.co.kr)が「バンタン兄の隙を狙う弟分、誰がいるの?(탄이 형들 틈새 노리는 아우들, 누구?)」という記事で、BTSの座を引き継ぐ弟分のアイドルグループを予想した。
まず候補に挙がったのは、SEVENTEEN(セブンティーン)だ。

BTSの座を引き継ぐグループ候補として予想されたSEVENTEEN(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
HYBE所属のアーティストとしては、BTSの次に人気と売り上げが高いグループで、5月に披露した4thフルアルバム『Face the Sun』は、初動販売量が206万枚を記録した。
また、アメリカの音楽専門メディア『ビルボード』のメインアルバムチャートである“ビルボード200”で7位にチャートインするという快挙を成し遂げている。
彼らの“ビルボード200”入りは、8thミニアルバム『Your Choice』と9thミニアルバム『Attacca』に続き、『Face the Sun』で3度目だ。
次にハンギョレ新聞が候補に挙げたグループは、SMエンターテインメント(以下、SM)所属のNCT(エヌシーティー)だ。

BTSの座を引き継ぐ候補に挙がったNCT。写真は、NCTのユニットの1つであるNCT DREAM(画像出典:SMエンターテインメント)
現在、SMが特に注力しているグループで、BTSに次いで高いアルバム販売量を誇る点から彼らにスポットを当てたようだ。
また同メディアは、「HYBE所属のBTSが韓国で不動の1位となる以前、SM所属のEXO(エクソ)がその座を守っていた」という点を挙げ、ボーイズグループの名家と呼ばれたSMの返り咲きを予想した。
2018年以降にデビューした“K-POP第4世代男性グループ”も注目を集めているとして候補に入っている。
1組目が、JYPエンターテインメント所属のStray Kids(ストレイキッズ)だ。

BTSの座を引き継ぐ候補に挙がったStray Kids(画像出典:JYPエンターテインメント)
3月に発売したミニアルバム『ODDINARY』が、4月に“ビルボード 200”で1位を獲得、K-POPアーティスト史上3番目にビルボードメインチャートのトップに輝くという、新しい歴史を作った。
また、ミュージックビデオの再生回数も驚異的で、計6本のミュージックビデオを億台ビューにさせ、再生回数の合計は10億回を超えるという人気ぶりだ。
現在、“K-POP第4世代男性グループ”の中で、億台ビューのミュージックビデオの最多保有記録を誇るグループである。
そして2組目が、HYBE所属の第4世代グループTXT(トゥモローバイトゥギャザー)だ。

BTSの座を継ぐ候補に挙がったTXT(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
彼らは、5月に発売した4thミニアルバム『minisode 2:Thursday’s Child』が、“ビルボード200”で4位にチャートインした。
3組目は、HYBEとCJ ENMの合弁レーベルBELIFT LAB(ビリーフラップ)のENHYPEN(エンハイフン)の名を挙げた。

BTSの座を継ぐ候補に挙がったENHYPEN(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
彼らは、2021年10月に発表した1stフルアルバム『DIMENSION:DILEMMA』が、113万枚という販売量を記録している。
4組目は、YGエンターテインメント所属のTREASURE(トレジャー)だ。
ハンギョレ新聞は、TREASUREの楽曲『DARARI』が、”ビルボードグローバル”チャートの135位にチャートインした点を挙げ、「BIGBANG(ビッグバン)の後を狙っている」と報じ、今後のさらなる可能性を示した。

BTSの座を継ぐ候補に挙がったTREASURE(画像出典:YGエンターテインメント)
そして最後に候補に挙げたのが、KQエンターテインメントのATEEZ(エイティーズ)だ。
彼らは、今年2月にアメリカ、4月にヨーロッパ、2019年には世界12カ国で公演を実施した。
2021年に出した7thミニアルバム『ZERO : FEVER Part.3』は、“ビルボード200”で42位にチャートインしたこともある。

BTSの座を継ぐ候補に挙がったATEEZ(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
今回紹介したハンギョレ新聞を含め、現在、韓国の一部メディアが、BTSを引き継ぐアイドルグループの予想をしている。
ハンギョレ新聞はボーイズグループのみに焦点を当てたが、ガールズグループのBLACKPINK(ブラックピンク)が有力ではないかと報じたメディアもあった。
BTSの活動体制の変化が、K-POP界にどのような影響を及ぼすのか注目される。
(構成:西谷瀬里)
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
編集部おすすめ記事
-
OH MY GIRL、デビュー10周年記念シングル「Oh My」発表&来月コンサート開催
-
BABYMONSTER ルカ「25年2月版 K-POP日本人女性メンバー 人気No.1決定戦」で1位に!3カ月連続の快挙
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
来週(4月7日~)日本のテレビで観られる「新旧時代劇」韓国ドラマ6選
-
【沼る VS 微妙】日本で話題急上昇中の韓国ドラマ「スジと出逢ったウリ」のトリセツ
-
「アジア人は皆同じ顔に見える」という質問に対する韓国俳優チュ・ジフンの賢答
-
OH MY GIRL、デビュー10周年記念シングル「Oh My」発表&来月コンサート開催
-
12時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
シン・ミナら、Netflixオリジナルドラマ「悪縁」の制作発表会に出席!(PHOTO26枚)
-
【3月23日~29日】20%超えは1本だけ!最新韓国ドラマ 視聴率ランキング1位~11位
-
BABYMONSTER ルカ「25年2月版 K-POP日本人女性メンバー 人気No.1決定戦」で1位に!3カ月連続の快挙
-
VODユーザー要必見!4月で配信終了する韓国映画まとめ【Netflix / Lemino】
-
来週(3月31日~) 日本のテレビで観られる「ハイブリッド・ロマンス」韓国ドラマ5選
-
2025年内の公開に大いに期待!世界のファンが待つ「豪華」韓国ドラマ4選
-
イ・ジヌク、英ジュエリーブランド「GRAFF」のイベントに出席!(PHOTO7枚)
-
キム・ジェジュン&IVE チャン・ウォニョン、伊ブランド「ブルガリ」のイベントに出席!(PHOTO8枚)
-
チョン・ヘイン&キム・ジウォン、伊ブランド「ブルガリ」のイベントに出席!(PHOTO5枚)
-
見逃す前にチェック!NetflixほかVOD 4月で配信終了する韓国ドラマまとめ
-
EXO シウミン、日本のファンが選んだ「最も楽しみな3月カムバックのK-POPアイドル」に!
-
4月地上波・ローカル局で放送開始!平日のひとときを彩る韓国ドラマ10選
-
「賢い医師生活」スピンオフがついにNetflixへ!「いつかは賢いレジデント生活」4月12日配信決定
-
Red Velvet スルギ、ブランド「BYREDO」のイベントに出席!(PHOTO7枚)
-
キム・ジェジュン、KBSバラエティ「新商品発売~コンビニレストラン」の記者懇談会に出席!(PHOTO4枚)
-
今から観はじめないと間に合わないかも?3月31日に配信終了「韓ドラのイロハ」5作
-
ときめきと感動をこの春に── 4月配信開始予定の注目韓国ドラマ12選
-
【韓国映画】北朝鮮の天才数学者に個別授業をせがむ‥韓国の高校生を襲った悲劇とは
-
ENHYPEN ニキ「25年2月版 K-POP日本人男性メンバー 人気No.1決定戦」で1位獲得!
-
日本のファンが選んだ、着うた設定していた懐かしのK-POP曲は・・JYJの「WAKE ME TONIGHT」
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。