3月16日、4年ぶりにカムバックするBIGBANG(ビッグバン)が、新曲のミュージックビデオ撮影を終えたと報じられた。ファンの期待は最高潮に達しているのだが、これに水を差すかのような見出しが登場した。

BIGBANG(ビッグバン)のカムバックを嘲笑う見出しの記事が、最近韓国ネットに登場した。

今春カムバックを予定しているBIGBANG *写真は5人時代のBIGBANG

今春カムバックを予定しているBIGBANG *写真は5人時代のBIGBANG(画像出典:YGエンターテインメント)

3月16日午前、韓国メディアは一斉に「BIGBANGが先週、4年ぶりとなる新曲のミュージックビデオ撮影を終えた」と報道。この報せを受け、韓国オンラインコミュニティーやSNSでは、歓喜と期待感を示す声が続々と投稿されており、韓国芸能界におけるBIGBANGの人気と影響力をのぞかせた。

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ただ韓国ネットには、歓迎の声だけではなく残酷な表現を使った記事もあり、彼らの久々となるカムバックに水を差している。

同日、ある韓国メディアは『王の帰還? *犯罪ドルBIGBANGのカムバックくらい、驚くべきYGの厚顔さ(왕의 귀환? 범죄돌 빅뱅 컴백 강행만큼 놀라운 YG 뻔뻔함)』という記事を掲載し、BIGBANGとYGエンターテインメント(以下、YG)に対して物申している。

*犯罪ドル:犯罪を犯したアイドル

同メディアの批判の論調を簡単にまとめると、

・BIGBANGの過去の4年間は、入隊などによる”空白期”ではなく、大衆の拒否による”自粛の時間”に近い。

・BIGBANGは”犯罪ドル”と呼ぶにふさわしい経歴を持っている。

・BIGBANGのカムバック予告をする際、YGは”真のアーティスト”、”王の帰還”、”K-POPを率いてきたリーディンググループ”というワードを使うなどしており、厚かましいにも程がある。

・大衆の意中に反するカムバックを進める背景には、BIGBANGを支持するファンを利用して売上を増やすという魂胆が潜んでいる。

というもの。

また、ここでは論調の根拠として、既にグループを脱退した元メンバーのV.Iまで召喚。”嫌疑なし”もしくは司法の執行が終わった事件を親切(?)にも列挙しているのだ。

BIGBANG、”犯罪ドル”呼ばわりも‥ *写真は5人時代のBIGBANG

BIGBANG、”犯罪ドル”呼ばわりも‥ *写真は5人時代のBIGBANG(写真提供:©TOPSTAR NEWS)

この内容は、韓国の大手ポータルサイトであるNATE(ネイト/nate.com)にも掲載され、一時人気記事やレコメンド記事にも浮上、多くのネットユーザーが閲覧したと見られる。

韓国のポータルサイト側は、ネット上で横行する誹謗中傷を防ぐため、芸能・スポーツニュースに限っては自発的にコメント機能を無効にしている。そのため、ネットユーザーの賛否は確認ができない。

ただ、記事への評価を見てみると、”下げろ(記事を削除するべき)”が”上げろ(記事掲載を維持するべき)”を大きく上回っている。これらの反応を見ると(推測の域を出ないが)、BIGBANGを袋叩きにしようとネットユーザーを煽る記事に、韓国ネットユーザーが、ある種の嫌悪感を抱いているような気配が見て取れる。

“大衆の意見だ”とうそぶいて「”何を言ってもいい”というイメージを付けてはならない」と、その論調を批判しているかのようだ。

ちなみにNATEは、他ポータルサイト--NAVER(ネイバー)やDAUM(ダウム)に比べて、芸能人やスポーツ選手の不祥事に対して、好意的ではないネットユーザーが多く利用するポータルサイトとして知られている。

そんな利用者にとっても、この記事の見出しは眉をひそめさせる”一句”となったようだ。

(関連記事) YGとBIGBANGの復活‥その鍵を握るのは日本のファン?






BIGBANG

BIGBANG(ビッグバン / ハングル 빅뱅)は韓国出身の4人組男性アーティストグループ。
メンバーはG-dragon、TOP、SOL、D-LITE(元メンバーV.Iは2019年3月に芸能界引退)で、YGエンターテインメントに所属している。2006年に韓国でデビュー。メンバーは、MTVコリアの「リアルドキュメンタリーBIGBANG」を通して選ばれた。
2006年デビュー後から若い世代のファッション、トレンドに大きな影響を与えたグループであり、これ以降にデビューするアイドルグループのコンセプトなどにも影響を与えたグループだ。

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