今回はそんな”コンベサ”の意味や、ジンジン＆ラキに”コンベサ”が使われる理由をご紹介する。

ジンジン＆ラキ ユニットデビュー1周年

デビュー1周年を迎えたジンジン＆ラキ(画像出典：ASTRO 公式Twitter)

1月17日、ASTROのユニット、ジンジン＆ラキがデビュー1周年を迎えた。

ジンジン＆ラキは、ASTROのリーダーでありメインラッパーのジンジンと、メインダンサーのラキによって構成されたユニットだ。

彼らは2022年1月17日に1stミニアルバム『Restore』をリリースし、ユニットデビュー。

記念すべき1周年ということもあり、ツイッターなどのSNSには、ファンによるお祝いコメントで溢れている。

ファンから寄せられた祝福メッセージを見てみると、「これからも2人の活動を応援しているよ！」「本当に1周年おめでとう！」と、愛の込められたものばかり。

さらに、投稿にはジンジン＆ラキに関連するハッシュタグがつけられ、一層ファンの間で盛り上がりを見せている。

そんな中、注目されているのが、ハッシュタグに登場する”コンベサ(건배사)”という言葉だ。

一体これは、どのような意味の言葉なのだろうか。

コンベサとは？

謎の韓国語”コンベサ”とは？(画像出典：ASTRO 公式Twitter)

”コンベサ(건배사)”は、韓国語で”乾杯の音頭”を意味する言葉だ。

日本では乾杯の際に、「乾杯！」と音頭を取るが、韓国では「コンベ(건배)！」と、乾杯をする。

”コンベ”の後ろについている”サ(사)”は、”辞”を表し、”言葉、文章”を意味する単語だ。

ジンジン＆ラキの1周年記念で登場したハッシュタグ、”#건배사는_진랔1주년축하한다”は、”乾杯の音頭は_ジンラキ1周年おめでとう”を意味しており、ファンの暖かい祝福の想いが直に感じられる。

1周年という記念すべきタイミングであるが、今回どうして彼らのハッシュタグに”コンベサ(건배사)”という単語が用いられたのだろうか。

この言葉が用いられた理由は、ジンジン＆ラキのデビュー曲にあるようだ。

コンベサが話題となったデビュー曲

1stミニアルバム『Restore』でユニットデビューを果たしたジンジンとラキ(画像出典：ASTRO 公式Twitter)

ジンジン＆ラキのデビュー曲『Just Breath』は、レトロなサウンドが特徴的なダンスポップ曲だ。

明るいメロディーと、人々を励ますような肯定的な歌詞には、コロナの影響で沈んだ世の中に愉快な生き方を提案し、通常の生活が戻ってくることを願う2人の思いが込められている。

そんな『Just Breath』の終盤には、乾杯をするような振り付けと共に”コンベサヌン〜(乾杯の音頭は〜)”と叫ぶ一節が登場。

音楽番組での”コンベサ”が注目を集めたジンジンとラキ(画像出典：KBS Kpop キャプチャー)

音楽番組などでは該当の一節を叫んだ後に、「青春はまさにジンジンラキ！」「変わらない愛でまた会いましょう」など、毎度異なる”コンベサ”を付け加え、ユーモアのある演出が行われていた。

自ら楽曲をプロデュースし作詞作曲を担当した2人は、ユニットデビュー当時のインタビューでファンに向け、このように語っている。

「”とことん遊ぶアイドル”というあだ名をいただければ、とても力になります」

「アルバム名が『Restore』(回復)であるだけに、辛く疲れた心を癒してもらいたいです」

デビューから1年が経過し、SNSの彼らに対する反応を見てみると、2人の存在がいかに人々に勇気を与え、癒しとなっているかが伝わってくる。

そんな彼らの今後の活躍を世界のK-POPファンが注目している。

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