“いじめ”や”校内暴力”に対する疑惑が広がっているAPRIL(エイプリル)のイ・ナウン。イメージダウンにより、これまで広告モデルとして活動していた企業からの”縁切り”が相次いでいるようだ。(写真提供:©TOPSTAR NEWS)

K-POPガールズグループAPRIL(エイプリル)のイ・ナウンに数々の疑惑が浮上し、大打撃を受けている。

いじめ疑惑が浮上したAPRILのイナウン

APRILのイ・ナウンにいじめ疑惑が浮上(写真提供:©TOPSTAR NEWS)

最近、あるオンラインコミュニティーにAPRILの元メンバーイ・ヒョンジュの弟と名乗る人物が、「姉はグループ内で大きないじめに遭い、そのためパニック障害と呼吸困難などでとても苦しみ、極端な選択を図った」と暴露し波紋を呼んだ。

また、他のユーザーも”APRILのメンバー全員が加害者だ”というタイトルの掲示物を投稿し、初めにイ・ヒョンジュを嫌ったメンバーや、彼女に皮肉を言い足を踏むなどのいじめをしたメンバーが名指しされ、その中にイ・ナウンも言及されていた。

さらに、これに追い打ちをかけるかのように、学生時代にイ・ナウンからいじめを受けたと主張する文章まで登場し、”いじめ説”や”校内暴力”に対する疑惑が次々に拡散されている状況だ。

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広告業界から相次ぐ”縁切り”

イ・ナウンは2015年にAPRILのメンバーとしてデビューしたのち、ウェブドラマ『A-TEEN(2018)』やMBC『偶然見つけたハル(2019)』で女優活動の領域を広げ、SBS音楽番組『人気歌謡』、SBSバラエティー番組『美味しさの広場』などでも活躍し”次世代スター”に登板。

彼女の人気が世間に認められ、各種広告業界からも声が掛かるなど、グループ内で最も多方面で旺盛な活動を繰り広げてきたメンバーだ。

だが、今回の騒動により彼女のイメージは大幅にダウン。オンライン上では、イ・ナウンがモデルで起用された製品を不買しようという”不買運動”の動きも見られた。

特に、モデルのイメージが重要な広告業界では、インスタントコーヒー”マキシム”で知られる東西食品、焼酎メーカーMUHAK、レディースシューズブランドJinny Kim、アクセサリーブランドJ.ESTINA、サムジン製薬などイ・ナウンが広告モデルとして活動した企業が彼女の広告や映像を削除したり、非公開に切り替えている。

また、イ・ナウンが過去2年間モデルで活動した韓国コスメPERIPERA(ペリペラ)は、SNSアカウントに残っていたイ・ナウンの写真を全て削除するだけでなく、彼女の個人アカウントのフォローを外すなど、”縁切り”が続いているようだ。

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ある韓国媒体によると、「論議の中心に立ったアイドルによって広告業界の被害も大きく、今後所属事務所を相手に損害賠償訴訟が相次ぐと思われる」と報じられるほど。

イ・ナウンには気の毒な話だが、疑惑の真偽とは関係なく世間的にはすでに”罪を犯した人”というイメージがついてしまったようだ。

疑惑の真偽が明らかになっていないイナウン

イ・ナウンの疑惑の真偽はいかに‥。(写真提供:©TOPSTAR NEWS)

なぜナウンへの打撃が大きいのか?

イ・ナウンの”学生時代のいじめ”疑惑を目にした韓国の一部のネットユーザーからは「若気の至りでもあり、それを今になって取り上げて報道し、罪を問うにはあまりにも酷い仕打ちではないか?」「過去の出来事は大目に見てあげても良いのではないか?」という意見も少なくはない。

しかし、最初の暴露者であるイ・ヒョンジュの弟という人物の証言により、彼女が脱退していなければ、いまだにいじめが続いていたかもしれない‥と疑いの目が向けられ、”過去のいじめに関してはあまり厳しくは言わないが、現在のいじめは軽視できない。大人のいじめの方が罪が大きい”と見ている人々が多いのだ。

番組出演や広告モデルとして、他のメンバーよりも大衆の目に触れる機会が多かったイ・ナウン。認知度が高ければ高いほど、その話題性により打撃が大きくなるものだ。

イ・ナウンに関する論議は連日のように報じられ、大衆の批判が激しく続いている中、APRILの所属事務所はどのような対応を見せるのか。いじめ疑惑の真偽はまだ明らかになっておらず、今後の動きに注目が集まる。









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